こんばんは。
今日は即位礼正殿の儀でお休みでした。特にお出かけすることもなく、家でのんびり。
ツイッターで流れてきていた【お金の授業】学校では教えてくれない「資産運用の鉄則」〜素人が必ずハマる罠編〜前編と【お金の授業】素人でもできる投資の鉄則を教えます〜後編〜をゴロゴロしながら視聴しました。
山崎元の“やってはいけない"資産運用 もう銀行・証券会社にだまされない! (TJMOOK)
- 作者: 山崎元
- 出版社/メーカー: 宝島社
- 発売日: 2019/01/25
- メディア: ムック
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こちらの山崎元さんの本に沿っての【お金の授業】でした。見ていて流石にお話が上手で、飽きることなく前編と後編と1時間の動画を視聴しました。奥様にも一緒に見て欲しかったのですが、案の定興味を示すこともなく一人での視聴でしたけどね(笑)。
せっかくなので動画を視聴した感想を書いていきたいと思います。
①素人が必ずハマる罠
1.お金のプロを信じてしまう
お金のプロは手数料ハンターというフレーズ。昔証券会社で営業をしていた身としては、納得をしてしまうこの言葉でした。手数料を稼ぐために顧客により多くの取引をさせるような上司をたくさん見てきましたからね。
前場が終わって手数料が目標に達していないと、後場に向けて売買をしてくれそうな顧客をピックアップして後場までに連絡を取って・・・。
もちろん、証券も銀行も生命保険も慈善事業ではないので、一概に手数料がダメとは思いません。手数料はどうしても発生してしまいますよね。その手数料のことをしっかりと把握して、納得した上でお金のプロとお付き合いをしているのなら、何も問題はないですよね。
ここではきちんと理解をせずに手数料を取られる、所謂カモになってしまうことに対して指摘していたと思います。
2.買ってはいけないものを買ってしまう
買ってはいけないものとして、自分の保有している金融商品もリストに上がっていました。外貨預金、生命保険、ロボットアドバイザー(笑)。
確かに外貨預金も為替リスクがありますね。一向にプラ転に向かわないまま、金利の下がっている豪ドルやランドドルをほったらかしにしてますが、さっさと解約をしてもいいのかなぁという気になりました。
生命保険は将来的な貯蓄を目的とした低解約返戻金型の定期保険と終身保険を2本保有しています。確かに投資という点だけで見ると手数料はもちろんお高めで、自分で運用をしていた方がよっぽど利回りがいいことは把握済みです。
それでも死亡保障が付いているという点で、あくまで投資商品ではなく、死亡保障のための保険と納得して加入しています。死亡しなかった際のおまけとして、運用部分が戻ってくる認識でいます。
運用をしているTHEOも手数料は1%とお高めです。自分で運用するETFを購入して同じようにポートフォリオを組めば当然手数料は安くなりますね。
「独自のアルゴリズムは大した事ない企業ばっかり」と言われていましたが、それでも自分の知らないETFを定期的に自動で売買してくれることに納得してTHEOの運用を継続しています。
その他の商品は幸い保有をしていないですが、しっかりと自分で考えることが大事ですね。
②素人でもできる投資の鉄則
タイミング不要で、一気に買って必要なときに売る「ほったらかし」投資を元に話が進んでいきます。手数料の高い窓口ではなくネットで手続きをして、普通預金と個人向け国債の無リスク資産とインデックスファンドでリスク資産に分配して3階建で投資マップを作ろうと言われています。
まずは生活防衛費のための普通預金を3〜6月分準備。
そしてリスク資産として、先進国株式と国内株式を6:4で手数料の高いアクティブファンドはなく、安いインデックスファンドで損失許容額の3倍を運用する。
それでも余裕がある場合は、無リスク資産で個人向け国債(変動金利型10年満期)で国にお金を貸しましょう、と。
動画では国の税制と老後の2000万円問題に絡めて話を進めていました。リスク資産ではiDeco、余裕があればNISAと推奨されていましたが、ここは必要なときに売れないので、ちょっとあれ?ってなりました。必要なときに売却するつもりであれば、iDecoはダメですね。
信用しすぎちゃいけない 自分でちゃんと調べよう
動画の冒頭と最後に言われていましたが、信用しすぎちゃいけないという所が個人的には一番残りました。この動画も自分のブログもあくまで信用しすぎちゃいけませんね(笑)。
「2度と窓口に行くな!」という、なかなか過激なフレーズもありましたが、きちんとした知識を身につけた上で、窓口の話を聞いて自分で判断をすれば良いだけです。
他人に任せず自分で調べて手続きを。
これを実践するためには自発的にお金のことを勉強し続けて行くことが必要ですね。