こんばんは。
奥様の証券口座の開設に成功をした話です。自分が株や投資信託を購入していることは知っていましたが、奥様は分からないから銀行に預けるだけでよい、と投資をしていないモデルケースのような考え方です。特に自分が行う投資に対して反対をされていたわけではないですが、なんとなくネガティブな印象は持っているんだろうなぁと感じていました。
こんな風に投資をすることは怖いなぁって考えているんだろうなぁ、と。そこで奥様本人にも投資デビューをしてもらったら、楽しさが分かってもらえるんじゃないだろうか、と思い今回の口座開設の提案に至りました。
さらっと奥様に証券口座を開設して一緒に投資しよう、とお誘いをしてみました。最初は分からないから、怖いからと言っていましたが、最終的には投資は楽しいよー、こんな方法があるよ、お得だよーってプレゼンが功を奏し口座開設を完了しました。どんな風に話をしていったのか、まとめです。
銀行金利との比較
まずはベタですが、銀行に預けていれば安心だと思っている奥様に銀行金利の低さを認識してもらうことにしました。
みずほ銀行の円預金の金利は0.001%。10万円を1年間預けて手元に残るのが1円。対比するために、自分の積立投資信託のトータルリターンを見てもらいました。
必ず利益が出るものではないということは最初から認識をしておいてほしかったので、含み損も含み益もあけっぴろげに見てもらいました。幸い合計では含み益状態ですしね。2017年は特に0.001%に対して14.51%と対比が効果的でした。先ほどの10万円で計算をすると、銀行金利の場合は1円、投資信託の場合は14,510円と大きな差です。
投資信託なら100円から買うことができる
まずは銀行金利の差で少しだけ興味を引くことに成功をしました。でも次に出てくる言葉は「投資をするほどお金はないよ」、と。
はい、投資信託は100円から購入できるんだよ、ということ伝えます。毎日100円ずつ購入しても20営業日で2,000円くらい。家計からこれくらいなら毎月出せるんじゃないか、と思ってもらうには十分でした。
投資信託って何?
言葉だけは知っていたんだと思いますが、100円から投資をできる、とより現実味を帯びてきた結果、投資信託とは何かと質問が・・・。
「投資信託(ファンド)」とは、一言でいえば「投資家から集めたお金をひとつの大きな資金としてまとめ、運用の専門家が株式や債券などに投資・運用する商品で、その運用成果が投資家それぞれの投資額に応じて分配される仕組みの金融商品」です。
実際の証券会社のサイトから投資信託の銘柄選定画面を見せながら、さまざまな種類があること、インデックスファンド、アクティブファンドの違いをさらっと説明しました。ついつい話が脱線してETFの話なんかもしましたが、100円から購入できる投資信託という話に軌道修正。
投資信託を薦める理由
今回は日経平均やダウ平均に連動するようなインデックスファンドを薦める予定でしたので、個別株式との対比で説明をしました。
先日の日産自動車の燃費偽装の問題。もし日産自動車の株式だけを買っていたら、大損をしてしまいます。ただ、日経平均の全体を購入するイメージで、投資信託だったら日産自動車が下がっても、他の銘柄もたくさん分散して買っているからリスクの分散になるんだよ、って。
そしてインデックスファンドは売買手数料、信託報酬等のコストが安いことも簡単に捕捉。
買ったときから下がったらどうなるの?
質問が出るというのは興味を少なからず持っている証拠ですね。下がったらどうなるか、という購入した後のことを考えてくれています。
ドル・コスト平均法
積み立てで長期的に一定金額で購入すると、安い時に口数を多く買い、高い時に少なく買うことで、一口あたりの購入価格を下げることができます。
長期投資に組み合わせると一段と効果的な方法が、時間分散でリスクを抑える「ドルコスト平均法」です。
この図を見てもらいながら説明しました。株でも投資信託でも値段が今後どうなるのかが、はっきり分かるのなら安い5,000円のところで買うのが大正解。
ただ一般人にはいつ安くなるのか、分からないよね?それが分からない一般人は毎月決まった日に決まった金額を購入していくことで、20,000円の高いところで買って失敗した―ってことを防ぐことができるんだよ、納得してもらいました。
分散の必要性
少しずつ、投資を興味を持ってくれた感じだったのでここから分散の話を少ししました。
資産の分散
時間の分散
この図を見てもらいながら、資産の分散と時間の分散の話をして、改めてドル・コスト平均法について確認してもらいました。
長期投資の薦め
最後にこの4つの図を見てもらいました。株式や投資は損をするというイメージがどうしても強いようですが、それは短期的に損をして辞めざる得ない状況に陥っているから。コツコツ、長期的に投資を継続すると過去のデータは、最高成績と最低成績の差が小さくなり、利益が上がる可能性が上がっています。
つみたてNISAとは?
最後に金融庁のつみたてNISAのページにいって最後のプレゼンです。
投資をして利益が出たら、税金が取られてしまうということについての説明です。それがNISAもしくはつみたてNISAの口座では非課税にすることができる、という説明ですね。
証券口座の開設は楽天証券
楽天カードで貯めたポイントで投資信託が買える
楽天カードで貯まったポイントで投資信託を購入していることを教えると、やりたいというので、楽天カードの申し込みも行いました。楽天証券を選んだ一番の理由はこれですね。ポイントで投資信託が買えるのは、初めての人にはハードルは下がります。楽天証券を選んだ一番の理由はここですね。
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マネーブリッジで金利が100倍
奥様は地銀のネットバンクしか保有をしていなかったので、この際に楽天銀行の口座も開設することにしました。マネーブリッジで金利が大手銀行の100倍になることもメリットでした。
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楽天証券でつみたてNISAの口座開設
ここまでコツコツ、少額、積立投資の話をしてきましたが、NISA口座かつみたてNISA口座のどちらかの選択を最後に行います。NISA口座では株主優待券がある、現物の個別株式も非課税になる、つみたてNISAは投資信託だけしか買えない、と説明をしましたが、株は買わないと言うのでつみたてNISAで決定。
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その後は口座開設は一気に終わらせて、その場でスマホで免許証の写真を撮ってアプリで送信、無事完了です。次は入金の方法の説明が必要かもしれませんが、それまでに一緒に銘柄の選定を進めたいと思います。