こんばんは。
今月もTHEOさんから2月運用報告書を頂いていました。
THEO[テオ]実績公開中。QII (Qualified Interest Income)という税率調整制度に基づく還付がありました - じゅん@投資家志望の投資日記
先日QIIによる還付を頂きましたが、今週もまた還付が続いています。今回は配当税還付とのことです。まずは昨日届いた運用報告書(概要)からを振り返ります。
THEO[テオ]2月運用報告書<概要>
前月に引き続き運用報告書<概要>を紹介します。
前月の内容はこちらから。
グロース・ポートフォリオ
2月にグロース・ポートフォリオはドルベースで+2.66%上昇し、ドル円レートがほぼ変わらなかったことから、円ベースでは+2.62%となりました。トランプ大統領の選出から投資家に広がった楽観的な見方が依然として衰えていないことから、世界の株式市場は月間を通して底堅く上昇しました。ポートフォリオの投資ユニバースのすべてのETFがプラスのリターンとなりました。最も上昇したのは保有銘柄の大部分を構成していた米国株式で、力強い雇用統計に支えられて+2.01%寄与しました。米国株式のなかでは、長期的なトレンドとは対照的に、大型株が小型株を、グロース株がバリュー株をアウトパフォームしました。しかし、中型バリュー株は中型グロース株を上回りました。アジア株式も、特に中国株は力強い1月の輸出関連データが発表されると好調に推移し、+0.61%寄与しました。前月に四半期ごとのリアロケーションを実施したことから、3月初めには行いませんでした。
先月に引き続きドルベースでプラス、為替は変化がないことから円建てベースもプラスで推移した模様です。米国株に続いて中国株もプラスに寄与しているようですね。THEOをしていなければ中国株のETFは購入していないでしょうから、こうやって分散投資ができるのは素直に良いことだと思います。何気にポートフォリオの投資ユニバースのすべてのETFがプラスのリターンとなりました、ってすごいですね。まぁ、THEOというよりは、投資環境という意味で総楽観なのかもしれませんね。こういうときって絶対落とし穴が後から来ちゃう予感(笑)。
インカム・ポートフォリオ
インカム・ポートフォリオはドルベースで+0.88%上昇し、円ベースでは+0.85%となりました。リスクの高い資産の継続的な上昇によってクレジット・スプレッドが縮小する一方、米国の長期金利は上下し、最終的には若干低下して月末を迎えました。ポートフォリオのなかでは、米国以外の世界のソブリン債を除いた保有銘柄の全てがプラスのリターンとなり、ハイイールド債券(+0.21%)、投資適格社債(+0.33%)、そして米国の中・長期国債(+0.39%)が大きく寄与しました。月次のリアロケーションでは、シニア・バンクローンの小さなポジションを新興国債券に入れ替える一方、モーゲージ担保証券のポジションを増やし、米国を除く世界国債と短期投資適格社債のポジションを減らしました。米国国債のなかでは再度デュレーションを短くし、これは長期債へのエクスポージャーを中期債へと移すことで行いました。ポートフォリオの債券利回りはほぼ変わらず、3.21%となりました。
こちらもドル建てベースでは若干のプラス、円建てベースも同じレベルのプラスで推移しています。ハイイールド債券、投資適格社債、中・長期米国債がプラスに寄与した模様です。月初のスイッチングでは小まめに保有銘柄を変更していたんですね。ただ、現金が買い付けに使われず、口座にドルで残っているのは依然として気になってます。
インフレ・ヘッジ・ポートフォリオ
インフレ・ヘッジ・ポートフォリオはドルベースで+1.60%、円ベースで+1.58%となりました。米中銀が新たに留意したことで、インフレ懸念が高まり、不動産やいくつかのコモディティは上昇しました。ポートフォリオのなかでは、1つを除いて全てのETFがプラスのリターンとなりました。不動産が+0.64%と最も大きく寄与し、希少金属がそれに続いて0.53%の寄与となりました。インフラ・林業関連株式がさらに+0.22%、新興国債券が+0.17%寄与しました。唯一マイナスだったのは一般コモディティで、主に原油価格の下落によりますが、寄与としてはわずかに-0.03%でした。輸入物価指数はわずかに0.65%上昇しました。リアロケーションでは、新興国債券のポジションを全て閉じ、新たに農産物のポジションを取ったほか、金へのアロケーションを増やしました。米国を除いた世界のリートから米国リートに一部の不動産のエクスポージャーを移し、米国国債のポジションを少し削減しました。
こちらも同じく、ドル建てベース、円建てベースともにプラスのようです。先月も原油の下落を受けて商品ETFがマイナスになっていましたが、今月も原油の下落によって一般コモディティ銘柄でマイナスだったようですが、それを除いてインフレ懸念の高まりで、ほぼ全てのETFがプラスのリターンとのこと。新興国債券のポジションを全て閉じて、新たに農作物のポジションを取ったり、って思ったより色々激しく動いているんですね。
ポートフォリオの累積収益率
円建てとドル建ての両方の資産収益率の比較です。
今月はグロース、インフレ・ヘッジ、インカムの3セクターともドル建て、円建てともにマイナスはありません。これが毎月続いていけば順調に資産は増えそうなんですけどね(笑)。
最後に口座開設の際に無料診断を行ったポートフォリオに対して、現在の保有してるポートフォリオの比較です。毎月、1万円ずつを直近は積み立てを行なっています。何倍になったりと大儲けをしているわけではないですが、着実なペースで進んでします。投資環境として今はある程度適当に買っていたとしても、利益は出ているような場面なのんで、下げ相場に入った時はどうなるんだろうなぁって不安と懸念はありますね。
配当税還付と今回は書かれています
THEO[テオ]実績公開中。還付による配当金を受領したので問い合わせをしてみた。 - じゅん@投資家志望の投資日記
今回の配当税還付のある銘柄は以前、「還付による配当金」を受領したMBBでした。今回もMBBからの配当金ですが、今回は「配当税還付」となっています。前回のものとは種類は違うのでしょう。前回は一度の受領でしたが、今回は先日のQIIに基づく還付のように現地基準日がそれぞれ過去の2016/8/31、2016/9/30、2016/10/31、2016/11/30となっています。 12月に売却をした銘柄なので、11月末までが基準日のようですね。
304-MBB iシェアーズ 米国MBS
2016年8月 0.18$
2016年9月 0.16$
2016年10月 0.17$
2016年11月 0.42$
2016年11月 0.02$
2017年13月 0.02$、0.02$、0.02$、0.02$ NEW!!
分配金の受領の仕方は前回のQIIと同様で、過去の基準日に対して分配金が支払われています。今回も米国の税制に基づく還付なんだろうなぁ、と納得しています。前回と表記が違うのでQIIではないかもしれません。ネットで調べても確定申告における外税控除のことがヒットして、なかなか米国税制までは分かりません。これ、税務署に尋ねて答えられる人いるのかなぁ。諸外国の税制まで把握をしておかないといけないってなかなかしんどいですよねーヾ(*´∀`*)ノキャッキャ♪
後日、またTHEOさんにお問い合わせをして聞いてみます。
P.S
独自ドメインに変更してちょうど1ヶ月が経ちました。URL変更の手続きはまだ終わっていません。次第にPVは戻ってきているように感じますが、結構時間がかかるもんですね。
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