こんばんは。
今回は保有している投資信託からの運用報告書です。ニッセイ/パトナム・ユーロインカムオープンからの運用報告書が電子ポストに届いていました。
いつものように、さくっと確認します。
ニッセイ-ニッセイ/パトナム・ユーロインカムオープンから運用報告書が交付
2021年11月15日決算です。
ニッセイ-ニッセイ/パトナム・ユーロインカムオープン
運用経過
騰落率:△0.4%
ニッセイ/パトナム・ユーロインカムオープンは2017年8月より積み立てを開始しています。現在、SBI証券で保有している25銘柄の中で成績は下から3番目。徐々に成績は下降気味の模様です。
騰落率は前回3.9%から△0.4%となっています。保有している投資信託全体としては含み益が着実に積み上がっている状況ですが、パトナム・ユーロインカムオープンはぎりぎり含み益で踏みとどまっている状況で、損益0.67%となっています。
主な変動要因
基準価額の主な変動要因
<上昇要因>
・当作成期初から6月中旬にかけて、ユーロ圏の市場予想を上回る良好な経済指標などを受けてユーロ高円安基調で推移したこと、また、欧州中央銀行(ECB)が資金調達環境の悪化懸念等を背景に資産購入の特別枠(PEPP)の購入ペース維持を決定したことなどを受け、欧州金利が低下(債券価格は上昇)したこと・9月下旬から10月下旬にかけて、欧州域内の景気回復などを背景にECBによる金融政策の正常化観測が高まりユーロ高円安となったこと
<下落要因>
・6月中旬から9月下旬にかけて、ECBがPEPPの購入ペース維持を表明したことなどを受けてユーロ安円高基調で推移したこと・8月中旬から10月中旬にかけて、ECBがPEPPの資産買い入れペース減速を決定したことなどを受け欧州金利が上昇したこと
欧州債券型の投資信託なので、もともとは欧州株式が下がった場合に相対的に上がればいいなぁって感じでポートフォリオに組み込んでいます。ECBがPEPPの購入ペース維持と言う文言がじょうしょうよういんにも下落要因にも記載されてあるのが面白いですね。
今後の運用方針
■当ファンド
引き続き、マザーファンド受益証券への投資を通じて、実質的に主にユーロ建ての多種多様な債券(欧州の国債、政府機関債、モーゲージ証券、投資適格社債、ハイイールド社債等)に投資することにより、セクター・銘柄を選択し、幅広く分散投資することで、中長期的に安定した収益の確保および信託財産の成長を図ることを目標に運用を行います。
■マザーファンド
欧州経済については、ユーロ圏の2021年7-9月期の実質域内総生産(GDP)成長率(速報値)は2四半期連続で増加しています。しかしながら、新型コロナウイルスの感染は拡大基調で推移しており、一部の国では行動制限の再導入が検討されているため、状況については引き続き注意が必要です。金融政策については、ECBは10月の理事会において現状の金融政策を維持しましたが、引き続き動向を注視していきます。
今後の運用については、金利変動リスクの大きさを示すデュレーションはベンチマーク対比でやや短めに調整していますが、市場動向に応じて調整します。国・地域別配分はベンチマーク対比で現在はスイス、スウェーデン等を多め、ドイツ、フランス等を少なめとしていますが、機動的に調整を行います。債券種別配分はベンチマーク対比で投資適格社債の組み入れを多め、政府・国際機関債等の組み入れを少なめとする方針です。
1万口当たりの費用明細
今回の運用報告書の期間は2021年5月18日~2021年11月15日です。半年間で実質コストは0.662%となります。2倍にすると1年間の実質コストということで、ざっくりと年間で1.324%がコストとしてかかります。前回より0.01%上振れしているようですが、自分の保有している金額ではほとんど大差ありません。
毎月、1,477円の端数を積み立てを行っているパトナム・ユーロインカムオープンですが、2017年11月の初回の分配金以外は特別分配金が2年以上も続いていましたが、2020年8月以降は1年以上普通分配金の受領=含み益状態で推移しています。
損益自体も微々たるものですが、このまま堅調に推移してほしいものです。
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