こんばんは。
今日はIPOから100株だけを大事に大事に握っているテクノプロ・ホールディングス(6028)がS高で引けました。
テクノプロのPTS、出来高400株だけど5,850円で買われてる。明後日ここまで上げる🤔🤔❓
— じゅん@投資家志望 (@jun_0017) 2020年4月28日
祝日に入る前の28日の終値は5,210円。その日の夕方、PTSで出来高400株だから当てにならないながら、5,850円の値を付けていました。そこまで上がるかなぁと思いながら、今日は朝からしっかりとした買い気配だったようですね。気配値はいつも板がなくなったりするのであまり気にしてなかったんですが、今回は買い注文が継続した模様。
9:29にS高の6,210円で始値をつけると、一転9:30には5,700円まで△510円も売り込まれています。自分が株価を見ていたのは10:00前後の6,000円でもみ合っていた当たり。そこから気が付けば10:31からS高で張り付き、そのまま剥がれることなく、6210円のS高で引けました。
S高するほどの材料は?
2020年6月期 第3四半期決算
28日の引け後に2020年6月期 第3四半期決算短信〔IFRS〕(連結)と2020年6月期 第3四半期決算説明資料が出ていました。
(1)経営成績に関する説明
当第3四半期連結累計期間(2019年7月1日~2020年3月31日)における世界経済は、米中通商問題や香港の民主化デモなどに加え、新型コロナウイルス感染症の世界規模への拡大による企業活動停滞の影響に伴い、景気の先行きは不透明な状況で推移いたしました。国内においても、上昇基調であった国内経済が、2019年10月の消費税増税や新型コロナウイルス感染症の拡大等により停滞し、厳しい局面を迎えております。
このような経済環境を背景としつつも、当第3四半期連結累計期間においては、当社グループが注力している技術者派遣・請負事業において景気減速の影響はまだ大きく見られず、成長が継続いたしました。
景気減速の影響は大きく見られず、成長が継続したと前向きな文章が見られますね。個人的には技術者派遣・請負事業の契約体系は単月契約ではなく、複数月契約で行われている印象で、新型コロナウイルスの影響をあまり受けなかったんだと思っています。
4月から3ヶ月単位の契約をしていたとしたら、7月以降の継続がどうなるかは非常に不透明で懸念するところですね。また契約の途中でも契約解除が行われるようなことになるにしても、5月末まではなんとか様子見は続くかもしれませんが、さすがに耐えられないところも出てくるかもしれません。
第3四半期について、今回の決算では非常に心配されていたということでしょうか。
前年比で増収増益の第3四半期決算でしたが、ここまで買われるほどのものとは思いもよりませんでした。あまり決算書を見たりする方ではないので、冒頭のツイートのような感想を持ってしまいました。
「スーパーテレワーク・コンソーシアム」設立に向け基本合意
ブロードバンドタワー<3776>が大幅続伸し、一時15.2%高の220円に買われた。28日取引終了後、同社とさくらインターネット<3778>、テクノプロ・ホールディングス<6028>、デジタルツインズ(静岡県裾野市)の4社及び自治体の静岡県長泉町と、スーパーテレワーク・コンソーシアムの設立に向け基本合意したと発表しており、これを好感した買いが流入している。
同コンソーシアムは、アフターコロナを見据え、都心のオフィスに多人数が集合して働くワーキングスタイルから、自宅と地方拠点で分散して働く新スタイルのテレワーク・プラットフォームの確立を目指すことが目的としている。同社はさくらネットとともに、データセンターとして複数企業が同時にアクセスできる協業サーバーの構築・運営を担当する。なお、今年度のシステム開発の後、21年度にサービスローンチを目指すという。
こんなニュースも出ていたようですね。
4社1自治体が「スーパーテレワーク・コンソーシアム」設立に向け基本合意、アフターコロナを見据え、都心のオフィスに多人数が集合して働くワーキングスタイルから、自宅と地方拠点で分散して働く新スタイルのテレワーク・プラットフォームの確立を目指すとのことです。
テクノプロ・ホールディングスのリリースでは見つけることができませんでしたが、さくらインターネット(3778)のリリースで発表されているこれでしょうか。
ちなみに各4社の今日の株価を見てみると・・・
さくらインターネットは前日比-11円(-1.87%)、テクノプロ・ホールディングスは前日比+1000円(+19.19%)、ブロードバンドタワーは前日比+8円(+4.19%)といった値動き。
さくらインターネット、ブロードバンドタワーは、データセンターとして、複数企業が同時にアクセスできる協業サーバーの構築・運営を担当します。
デジタルツインズは、協業クラウド上にスーパーテレワーク・プラットフォームを構築する企業の一つとして、モデル・ベースト・デザイン(MBD)のプラットフォームを構築・運営します。
テクノプロ・ホールディングスは、2万人のエンジニア・研究者を抱える技術人材サービスの企業であり、モデル・ベースト・デザイン(MBD)のユーザーとして参加します。
長泉町は、地方創生の一環としてスーパーテレワークの実証実験場所になることを検討していただいております。
さくらインターネット、ブロードバンドタワーのデータセンターとして協業サーバーの構築・運営を担当に対して、テクノプロ・ホールディングスはユーザーとして参加することに3社の中ではメリットが感じられはしますね。
テクノプロ、6,000円台回復してるし。しかも一時S高もしてる。PTSで買った方、お上手✨✨ pic.twitter.com/bXVuWOxRxS
— じゅん@投資家志望 (@jun_0017) 2020年4月30日
ここまで書いておいて株の上げ下げの理由は正直よく分かりませんが、とりあえずはS高になったってことは喜ばしい(笑)。
ただ、PTSでは売られているようですし、過度な期待はせずにいつものようにほったらかしにしようと思います。配当金もまた少し増配で頂けるみたいですしね(*´ω`*)