こんばんは。
例年、1月20日前後に受領する、欧州株式数ファンドからの報告書ですが、今回は償還報告書が届きました。
三井住友DSの欧州株式指数ファンドは満期償還を迎え、全額償還金を受領しています。忘れた頃に償還報告書が届きました。
ちなみに含み益状態で満期を迎えたのは幸いでした。
三井住友-欧州株式指数ファンド
運用経過
騰落率:△2.5%
11.9%
前回の運用報告書が交付された時点では、騰落率は11.9%でしたが、今回は一転△2.5%とマイナス推移です。現在、欧州株式型の投資信託はフィデリティ-フィデリティ・欧州株・ファンドを積み立てています。三井住友-欧州株式指数ファンドについては新たに買い付けは行わず、毎月定期売却をしながら保有していましたが、昨年11月に満期償還されました。
主な変動要因
基準価額の主な変動要因(2019年11月21日から2020年11月20日まで)
当ファンドは、マザーファンドへの投資を通じて、主としてユーロ・ストックス50インデックスに採用されている株式に投資することにより、ベンチマークの動きに連動する投資成果を目指しました。外貨建て資産については、対円での為替ヘッジを行なっていません。
上昇要因
・3月下旬から期末にかけて、新型コロナウイルスの収束とそれに伴う世界景気の急回復期待から株式市場が上昇したこと
・5月から期末にかけて、ユーロが円に対して上昇したこと
下落要因
・2月下旬から3月中旬にかけて、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)による世界経済の急激な落ち込みを懸念し、株式市場が大幅に下落したこと
2020年はコロナショックがありましたが、1年を通じてみると下げたのは3月中旬まで、それ以降はコロナが収まる兆しは見せないものの、株式市場は逆に上昇していましたね。コロナの流行に伴う経済政策等で株式市場は上昇していますが、コロナがなかったらこれほどまでには上がらなかったのでは?と不思議に感じです。
なんだかんだ、4月以降は期末まで堅調に推移していますしね。
償還を迎えて
今後の運用方針
償還のため、該当事項はございません。
償還を迎えて
2010年7月1日に設定いたしました当ファンドは、2020年11月20日に償還することとなりました。
皆さまのご愛顧につき、お礼申し上げますとともに、今後とも弊社ファンドをお引き立て賜りますよう、宜しくお願い申し上げます。
1万口当たりの費用明細
2019年11月21日から2020年11月20日までの運用コストです。
信託報酬は0.726%/年となっていますが、売買委託手数料、その他費用がかかり実質コストは1.253%/年でした。最終的に償還するために、売買委託手数料、有価証券取引税、その他費用が例年と違いコストに乗っているんでしょうね。
昨年の実質コストは0.898%でしたから、0.355%も上振れしていま。こうやって考えていると満期を迎えるまで保有しておくよりも、適当なところでスイッチしていた方が余計なコストは掛からなかったのかもしれません。
毎月の積立銘柄はフィデリティ-フィデリティ・欧州株・ファンドにスイッチしています。これからもコツコツ積み立てを続けていく予定ですが、償還等については今後少し気を付けてみたいと思います。
投資信託はSBI証券と楽天証券でコツコツ積み立て中です