じゅん@投資家志望の投資日記

40代、資産運用に興味ある既婚リーマン。株、投資信託、純金・白金積立、外貨預金、ふるさと納税、ロボアドバイザー、クラウドファンディング等いろいろやってるブログです。

THEO[テオ]実績公開中。2021年6月運用レポートが公開されていました


こんばんは。 

毎月1回のTHEOの運用レポートです。今月もTHEOからのメルマガでちゃんと確認しています。さてさて、さらっと振り返ります。 

 

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2021年6月運用レポート

 

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グロース・ポートフォリオ(LGP)

 

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3つの機能ポートフォリオのうち、成長株式を中心として組み入れているグロース・ポートフォリオは米ドルベースで+1.37%の上昇、円ベースでは+2.78%の上昇となりました。

世界の株式市場は、コロナ変異ウイルスへの懸念などが残るなか、地域・業種などによりまちまちな展開となりましたが、全体としては概ね堅調に推移しました。先進国で行動制限の緩和が広がっていることや企業業績の改善への期待などから全体としては上昇しました。米国で一部のインフレ指標が上昇し、FOMC(米連邦公開市場委員会)で金利の見通しが上方修正されたことなどを受けてバリュー株を中心に下落する局面もありましたが、緩和的な金融政策は継続されるとの見方や、米長期金利の動きが落ち着いていたことなどから月末にかけて持ち直しました。

 

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地域別の寄与度では、米国株式が+1.18%と大きくプラス寄与しました。

 

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また、台湾株式が+0.17%、中国株式が+0.06%プラス寄与するなど、新興国株式も全体として上昇しましたが、日本株式は-0.08%と若干のマイナスとなりました。米国市場の内訳では、米国大型成長株式が+1.07%と大きくプラスとなっています。また、米国ESG株式については+0.13%となりました。

 

先進国で行動制限の緩和が広がり、企業業績の改善への期待などから全体としては上昇。

 

6月も米ドル建て、円建てともに堅調でした。グロース・ポートフォリオは米ドルベースで1.37%、円ベースでは2.78%。

 

今日時点のポートフォリオでは、米国成長株のSPYG、米国の大型の割安株のVTV、日本株のEWJ、中国大型株のFXI、台湾の大型・中型株のEWT、インド株のEPI、新興国株式のVWO、ユーロ圏の大型株のVGK、米国割安株のSPYVの9銘柄を保有しています。

インカム・ポートフォリオ(ICP)

 

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安定した資産成長を目指すため債券を中心に組み入れているインカム・ポートフォリオは米ドルベースで+0.77%の上昇、円ベースでは+2.18%の上昇となりました。

欧米主要国を中心にワクチン接種の進展による世界的な景気回復への期待が高まる一方で、経済活動の再開による需要増大や、半導体を中心とした電子部品など原材料の不足や供給網における物流の遅延などによる供給制約が起きており、インフレの懸念や中央銀行の緩和解除への関心が高まっています。最大の焦点であったFRB(米連邦準備制度理事会)の姿勢については、6月4日に公表された5月の雇用統計が再び市場予想を下ぶれたことを受け、緩和長期化への期待が高まったものの、実際には、6月15~16日のFOMC(米連邦公開市場委員会)会合で2、3年中に2回の利上げが示唆されるなど、ハト派(金融緩和政策寄り)姿勢が後退しました。一方で、ECB(欧州中央銀行)、日銀はそれぞれの会合で金融政策の現状維持を決定しました。米国債市場では短期・中期金利が上昇の一方で、長期・超長期金利は低下とフラット化が加速、ドル買いが進み円安、ユーロ安となりました。

 

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長期の米国国債金利が低下したことから、米国超長期国債は+0.72%、米国債7‐10年は+0.19%のプラス寄与となりました。その他、短期ハイイールド債券が+0.10%、シニアローンが+0.06%のプラスとなりました。一方で、米国以外の国債は-0.29%のマイナス寄与となりました。

 

ワクチン接種の進展による世界的な景気回復期待の一方、インフレ懸念や中央銀行の緩和解除への関心が高まる。

 

インカムセクターも5月に引き続き、ドルベース、円ベースともにプラス推移。6月は米ドルベースで0.77%、円ベースでは2.18%の上昇となっています。

 

現在、米ドル建ての残存0-5年のハイイールド社債のSJNK、住宅ローン担保証券のVMBS、残存期間3-10年超の米国債のVGIT、残存期間10年超の米国債のSPTL、先進国国債のBWX、米ドル建ての残存期間1-3年の投資適格債のSPSBの6銘柄を保有しています。インフレセクターのポートフォリオは変わりありません。

インフレヘッジ・ポートフォリオ(IHP)

 

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物価変動による影響から資産を守る目的のインフレヘッジ・ポートフォリオは米ドルベースで-0.84%下落し、円ベースでは+0.55%上昇しました。

米国におけるワクチン接種の進展による景気回復期待などを受け、米国の不動産関連株、エネルギー株は上昇しました。一方、月半ばのFOMC(米連邦公開市場委員会)の声明文において、利上げ予想時期の前倒しの見込みがあると表明されたことを受け米ドルが上昇し、金、銀などの貴金属相場は大きく下落しました。

 

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寄与度としては、米国不動産関連株式が+0.68%、エネルギー関連株式が+0.40%、クリーン・エネルギー関連株式が+0.12%、米国物価連動国債が+0.12%プラス寄与した一方で、金が-1.66%、銀が-0.32%、インフラ関連株式が-0.16%のマイナス寄与となりました。

なお、インフレヘッジ・ポートフォリオの参照指数である輸入物価指数は前月比+2.31%の上昇となっています。

 

米国での景気回復期待が高まり、金利も安定していたため実物資産に資金が流れた。

 

インフレヘッジ・ポートフォリオは、米ドルベースで0.84%下落し、円ベースでは0.55%上昇となっています。ドルベースでは下落、円ベースでは上昇が続いています。

 

全体のポートフォリオに対して1割程度で推移しているインフレヘッジセクターは、米国リート・不動産株のXLRE、金のGLDM、エネルギー関連株式のIXC、物価連動国債のVTIPの4銘柄の保有となっています。こちらも保有銘柄に変更はありません。

各機能ポートフォリオの累積収益率

 

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円建てとドル建ての両方の資産収益率の比較です。 

 

※上記の各機能ポートフォリオのパフォーマンス及び運用状況に係るコメントは、当月1ヶ月間を通じた弊社モデルポートフォリオのものです。お客様のポートフォリオにおける各機能ポートフォリオ部分は、モデルポートフォリオに基づき運用されます。モデルポートフォリオのパフォーマンスは、運用報酬控除前、税金・取引手数料控除前で計算されています。THEOのお客様のポートフォリオのパフォーマンスは、運用報酬控除後、取引手数料は無料で計算されます。また、月中の入出金や資産残高によっても、そのポートフォリオはモデルポートフォリオとは異なりますので、その運用結果は同一とはなりません。その旨ご留意ください。

 

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