こんばんは。
忘年会の次の日、二日酔いで使い物にならない身体です💦
— じゅん@投資家志望 (@jun_0017) 2019年12月28日
本来なら、今年最後のポートフォリオ一覧を更新しようと思っていましたが、上記のような状態ですので、事前に書いていたTHEOさんのレポート記事です。
毎月1回のTHEOの運用レポートです。12月15日にメールを受領していたようです。年末のバタバタで見落としてまして、ふと来てないなぁと確認してみて気が付きました。
プッシュ通知ってなるんでしたっけ?さてさて、簡単に確認です。
2019年11月運用レポート
グロース・ポートフォリオ(LGP)
グロース・ポートフォリオは米ドルベースで1.89%の上昇、円ベースでは3.28%の上昇となりました。
11月は、米中貿易協議が「第一段階」合意へ向けて最終調整に入ったことを受け、市場内のリスク選好姿勢が反発し、株式市場は総じて好調でした。特に米国株式市場は、予想を上回り好調な雇用指標の後押しを受け、グロース株式、バリュー株式共に好調でした。
ただし、月末においては、米国で香港人権法が決議されたことを受け、今後の米中間協議における先行きの不透明性が再浮上し、上げ幅は最終的に縮小されました。保有銘柄内では上述の米国株式及び先進国株式が総じて好調でした。米国市場においては、米国バリュー株式が合計で1.40%の寄与をもたらしました。また、日本株式及びアジア株式、ヨーロッパ株式も好調でそれぞれ0.16%、0.11%、0.25%の寄与をもたらしました。その他には保有銘柄内では、当月において新興国通貨に対してドルが強まった影響を受け、メキシコ株式、インド株式、中国株式、韓国株式がマイナスでしたが、保有銘柄への影響は限定的でした。
月次のリアロケーションによるポートフォリオの変更はありませんでした。
第一段階の米中貿易協議の最終調整に伴い、リスク選好姿勢が反発し株式市場は総じて好調。
米国株式が1.89%のプラスだったのに対し、日本株式は3.28%のプラスとなっています。
前月に引き続き堅調に推移していますね。ここ最近は米中貿易戦争問題が解決しそうと言う期待感ですね。 先月、四半期のリアロケーションが行われていましたが、今月は特に動きはなかったようです。
インカム・ポートフォリオ(ICP)
インカム・ポートフォリオは米ドルベースで0.02%減少し、円ベースでは1.30%の上昇となりました。
上述の米中貿易協議の合意へ向けての進展によるリスク選好姿勢の反発は債券市場へも影響があり、クレジットリスク(信用リスク)の高い債券が軒並み好調でした。この結果、金利は上昇し、金利上昇の影響を受やすい満期の長い債券が総じて不調でした。また、米ドルが新興国通貨に対して強まった影響を受け、新興国債券が総じて不調でした。
ポートフォリオの保有銘柄では、クレジットスプレッド(金利差)が縮小し、リスクの高い米国シニアローン社債が0.06%、米国のハイイールド社債が0.03%の寄与をもたらしました。同様にドル建て投資適格債が好調で、0.12%の寄与をもたらしました。一方で、クレジットリスクの低い債券が不調で、金利上昇の影響も大きく受けた満期の長い米国国債7–10年が0.10%、米国超長期国債が0.01%のマイナスをもたらしました。またドルが各国通貨に対して強まった影響を受け、世界各国の国債が不調で0.14%のマイナスをもたらしました。
月次のリアロケーションによるポートフォリオの変更はありませんでした。保有銘柄内でのデュレーション(平均回収期間)及びボンドイールド(平均債券利回り)に大きな変動はなく、平均デュレーションは6.07年に上昇し、ボンドイールド平均は2.98%に上昇しました。
米中貿易協議によりリスク選好姿勢の反発は債券市場への影響もあり、クレジットリスクの高い債券が好調。
インカムセクターはドル建てでは0.02%マイナス、円建てでは1.30%のプラス推移となっています。
このセクターは自分のポートフォリオの大半は投資適格債のSPABです。そのほかの銘柄が上下しても、正直耐性に影響はありません。
インフレヘッジ・ポートフォリオ(IHP)
インフレヘッジ・ポートフォリオは米ドルベースで1.02%減少し、円ベースでは0.30%上昇しました。
11月は、上述のリスク選好姿勢の反発を受け安全資産である金及び銀が不調でした。また、金利上昇を受け、金利低下局面で買われる不動産からの資本流出も顕著でした。前月に比べ、原油価格及び農産物価格は上昇しましたが、工業用金属価格は下落しました。
当月において好調であった株式市場の影響を受けた林業関連株式がポートフォリオに対して0.06%の寄与をもたらしました。また、10月における米国CPIの想定以上の上昇を受け、物価連動債が0.09%の寄与をもたらしました。一方、リスクオンの影響を受け、金価格連動ETFが0.50%、銀価格連動ETFが0.30%のマイナスをもたらしました。前月に比べ上昇した金利を受けて、不動産関連株式が不調で、米国不動産株式が0.25%、インフラ関連株式が0.08%のマイナスをもたらしました。原油価格が上昇した中、貴金属及び工業金属が下落したためコモディティETFが0.02%のマイナスをもたらしました。なお、インフレヘッジ・ポートフォリオの参照指数である輸入物価指数は前月比0.22%の上昇、また10月の指数の前月比減少幅は0.20%の下方修正となっております。
当月のリアロケーションにおいては、銀価格連動株式、物価連動債及びインフレ関連株式の比重を下げ、米国不動産関連株式の比重を上げました。さらに、より効率的に原油価格の変動をポートフォリオに反映させるために新たにエネルギー関連株式を保有銘柄に追加し、コモディティETFの比重を下げました。
米中貿易協議によるリスク選好姿勢の反発を受け、安全資産である金・銀が不調。
インフレヘッジセクターはドル建てでは1.02%のマイナス、円建てでは0.30%のプラス推移となっています。
全体のポートフォリオに対して10%程度で推移しているインフレヘッジセクターは、今月も自分のポートフォリオに大きな影響はなさそうです。貴金属価格が下げていますが、気にするほどでもありません。
各機能ポートフォリオの累積収益率
円建てとドル建ての両方の資産収益率の比較です。
11月も前セクターがプラス推移で終えていますね。
毎月の動きに一喜一憂しても仕方ありませんが、値動きは気になっちゃいます。日々の動きにはあまり気にせずに、長期的な目線で毎月積み立て継続していきます。
*上記の各機能ポートフォリオのパフォーマンス及び運用状況に係るコメントは、当月1ヶ月間を通じた弊社モデルポートフォリオのものです。モデルポートフォリオは、THEOの運用方針に基づき、弊社が実際に運用しているものです。各機能ポートフォリオは、300万円以上の資産残高となっています。モデルポートフォリオのパフォーマンスは、配当再投資、運用報酬控除前、税金・取引手数料控除後で計算されています。THEOのお客様のポートフォリオのパフォーマンスは、運用報酬控除後、取引手数料は無料で計算されます。また、月中の入出金や資産残高によっても、そのポートフォリオはモデルポートフォリオとは異なりますので、その運用結果は同一とはなりません。その旨ご留意ください。
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