じゅん@投資家志望の投資日記

40代、資産運用に興味ある既婚リーマン。株、投資信託、純金・白金積立、外貨預金、ふるさと納税、ロボアドバイザー、クラウドファンディング等いろいろやってるブログです。

大和-iFree 新興国債券インデックス運用報告書(2020年07月06日決算)が交付


こんばんは。

昨日の台風は自分の住んでいるところは特に問題なく、電車やバスといった交通機関が計画運休した以外は特に問題ありませんでした。大雨になっていたら、水没等の別の問題が起きていたかもしれませんが、大事に至らずホッと一息です。

 

さてさて、今回は大和-iFree 新興国債券インデックスから運用報告書の交付です。

大和-iFree 新興国債券インデックスから運用報告書が交付

2020年7月6日決算です。

運用経過

騰落率:△3.8%

 

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今期の騰落率は△3.8%。新型コロナショックで下落した2月、3月から7月にかけては良く持ち直したと思いますが、あと一歩足りませんでしたね。前回は6.8%で推移していましたが、今期はマイナス推移となっています。

 

こちらは2018年1月から三井住友TAM-SMT 新興国債券インデックス・オープンに代わって積み立てを行っています。今日現在の損益は△0.12%となっています。ちょうど1年前の報告書の確認の際は0.37%でしたから、最終的には大きな変動はなかっとようですね。

 

SBI証券で購入している25銘柄中で成績は昨年は下から11番目となっていましたが、今年は下から8番目。一昨年までは最下位が定位置となっていたことを考えると少しはましですね。最下位はどっしりとファイブスター-ファイブスター・バリコレ・ファンドが構えています。ここ最近は断トツで揺るぎないですね(笑)。

主な変動要因

 

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基準価格の主な変動要因

投資対象国の債券価格の多くが上昇(金利は低下)したことや投資している債券からの利息収入はプラス要因となったものの、投資対象通貨のほぼすべての対円為替レートが下落(円高)したことがマイナス要因となり、基準価額は下落しました。くわしくは「投資環境について」をご参照ください。

 

投資環境について

新興国債券市況

新興国の債券価格は、多くの国で上昇しました。
新興国の債券価格は、2019年 8 月には米中貿易摩擦への懸念の高まりにより一時下落する局面もありましたが、 9 月以降は、米中貿易摩擦などへの懸念が和らいだことなどから上昇しました。しかし2020年に入ると、新型コロナウイルスの感染が世界的に拡大したことから経済の減速懸念が高
まり、 2 月後半には金融市場が急激にリスク回避的な動きとなりました。先進国の金利が低下する一方で、現金化ニーズや新興国からの資金流出懸念などから、新興国の債券価格は下落しました。その後、欧米主要国の金融当局が相次いで金融緩和や流動性供給策を実施し、多くの新興国も追随
したことから、金融市場は落ち着きを見せ、金利は低下しました。個別国では、従来より構造問題を抱え新型コロナウイルスによる打撃からの経済回復が相対的に遅いとみられる南アフリカや、債務再編を宣言したアルゼンチンなどの債券価格が下落しました。

 

為替相場

新興国為替市場は、多くの通貨が対円で下落しました。
新興国通貨の対円為替相場は、2019年 8 月には米中の貿易摩擦への懸念や世界的な景気減速懸念などから一時下落しました。 9 月以降は、米中通商交渉や英国のEU(欧州連合)離脱交渉の進展期待が高まる中で新興国通貨は上昇しました。2020年に入ると、新型コロナウイルスの感染が世界
的に拡大したことから経済の減速懸念が高まり、 2 月後半には金融市場がリスク回避的な動きとなりました。それを受けて 3 月には現金化ニーズや新興国からの資金流出懸念などから、新興国通貨は大きく売られました。その後は、各国の金融緩和や流動性供給策を受けて、下落幅を縮小させま
した。個別国では、新型コロナウイルスの感染拡大が止まらないブラジル・レアル、原油価格下落の影響を受けたロシア・ルーブル、ロシアからのミサイル防衛システム購入をめぐって対米関係が悪化し、新型コロナウイルスの影響で経常赤字拡大が懸念されるトルコ・リラ、感染拡大が止まらない米国への経済依存度が高く、利下げ続きのメキシコ・ペソ、構造問題を抱え新型コロナウイルスによる打撃からの経済回復が遅いとみられる南アフリカ・ランドなどが相対的に大きく下落しました。

 

2019年7月から今年の7月までの振り返りです。昨年までは米中貿易摩擦が話題の中心でしたが、今年に入ってからは一気に新型コロナウイルスが主題となりました。新興国債券なので、経済回復が全般的には遅くなりそうです。

今後の運用方針

 

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(当ファンド)
当ファンドの商品性格に鑑み、引き続き、「ダイワ新興国債券インデックス・マザーファンド」の受益証券を高位で組み入れ、ベンチマークに連動する投資成果をめざします。

 

(ダイワ新興国債券インデックス・マザーファンド)
今後も、新興国通貨建ての債券に投資し、ファンドの通貨の比率をベンチマークに極力近づけ、かつ、ファンドとベンチマークの金利変動に対する価格感応度を近づけることにより、ベンチマークに連動する投資成果をめざします。

1万口当たりの費用明細

 

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1年間の実質コストは0.373%です。信託報酬は0.242%となっています。SBI証券に記載の信託報酬と同じですね。今年もその他費用が0.132%もかかっています。その他費用を含めて合計で0.373%です。乗り換え前の三井住友TAM-SMT 新興国債券インデックス・オープンと比較するとおおよそ半分の手数料率です。

 

2018年によりコストの安い投信へ乗り換えましたが、今は新たな投資信託を積み立てて、スイッチング前の銘柄は毎月コツコツと定期売却を行っています。毎月、保有口数は減って頂ける分配金は減っていきますが、その分スイッチング先の銘柄に売却金額分を上乗せして購入している状況です。手動定期売却3年計画も2年目に入りましたが、最後までコツコツと売却も継続していきます。

 

投資信託はSBI証券と楽天証券でコツコツ積み立て中です

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