こんばんは。
株式を購入すると売却をすることもなく、月に1度程度しか確認をしないので見落としてしまうこともあるんですよね。メールでマネックス証券から連絡があり、ログインしてみるとこのようなメッセージが表示されました。
本メッセージは外国株取引口座で不足金が発生しているお客様に掲載しております。
平素よりマネックス証券をご愛顧いただき誠にありがとうございます。
お客様の外国株取引口座で不足金が発生しております。
お手数ですが外国株取引口座へご入金いただき、不足金の解消をお願いいたします。
不足金の額は外国株取引口座にログイン後、口座情報画面に表示される預り資産で金額がマイナスとなっている項目をご確認ください。
なお、不足金の解消は外国株取引口座へのご入金が必要となります。
証券総合取引口座へのご入金後、外国株取引口座への振替(米ドルでの不足金の場合は振替後、米ドルへの為替振替)をお願いいたします。
証券総合取引口座へのご入金のみでは解消されませんので、ご注意下さい。
ご不明な点等ございましたら、下記のコールセンターまでご連絡ください。
口座一覧を確認してみるとびっくり。知らないうちに「EVFM EVOFEM BIOSCIENCES IN」を17株保有していました。
あれ、LNとPDLIしか買っていなかったはずなのにって2度目のびっくりです(笑)。
原因がよく分からないので、ADR手数料かなぁと最初は思ったんですよね。とりあえず、まずは取引履歴を確認してみます。なにやら知らないうちに「EVFM EVOFEM BIOSCIENCES IN」という株の履歴が・・・。
取引内容はよく分かりませんが、この差額がほぼ今回の不足金額と一致します。このFVFMの取引で口座の不足金が発生したようです。
口座にはADR手数料が引き落とされてもいいように、1.5ドル程が現金で置いてありました。LNのARD手数料は毎年0.16ドルだったので、十分間に合うだろうと思っていましたが、今回の原因はADR手数料ではなかったんですね。
EVFM EVOFEM BIOSCIENCES INはPDLIからのスピンオフ
エボフェム・バイオサイエンシズは、性感染症から女性を守るための防御製品を提供している。医療用医薬品の発見、開発、商品化を通じて、女性のための満たされていない医療ニーズに対応する。開発段階にある製品には、主に避妊、泌尿生殖器のクラミジアや淋病の予防を目的としたアンフォラがある。
うーん、全く買った覚えがありません。最初はスマホを勝手にいじって株式を購入してしまったかと不安にもなりましたが、そんなことありませんもんね。PDLIのコーポレートアクションを確認してみて、ようやく納得できました。
PDLI9株対して、EVFM1株が割り当てられた模様です。自分は150株の保有だったから、16.66株のはずですが、繰り上げで17株になるのでしょうか。いまいちハッキリしませんね。
今回の不足金は証券総合取引口座へ入金後、外国株取引口座への振替が必要です。ちょっと面倒ですが、不足金が表示されているのは気持ちが悪いですし、ささっと入金しておきました。
マネックス証券へ問い合わせてみた
取引内容をマネックス証券に問い合わせていろいろ教えてもらってます。
— じゅん@投資家志望 (@jun_0017) 2020年6月23日
初めてのスピンオフで分からないことが多すぎちゃって💦
今回のスピンオフについては、正直分からないことが多すぎたのでマネックス証券へ細かく問い合わせてみました。
本日、外国株口座不足金についてのご連絡の連絡がありました。
先ほど入金、外貨振替を行いました。今回の不足について、口座の取引履歴を確認したところ、保有株式のPDLIからスピンオフでEVFMを受領していることによる不足発生と思っていますが、内容について詳細を教えて頂けますでしょうか。
添付ファイルの通り、受渡日は6月22日で、6月18日にFVFMの権利売(受渡金額101.83ドル)、配当(受渡金額-16.67ドル)、権利売(受渡金額-99.57ドル)の3つの取引が行われています。
お手数ですが、今回の不足発生となったこの取引について、詳細を教えてください。
翌日にマネックス証券から連絡を頂きました。
まず前提として、米国のスピンオフなどで、1株以下の端数株が生じる分配比率の場合、マネックス証券の処理は、原則全株式を現金化(売却)し、端数株分は米ドルでの金銭交付を行っているとのこと。
そして今回のスピンオフは【PDLI】 PDLバイオファーマ 1株につき、【EVFM】 エボフェム・バイオサイエンシズ 0.1159株が割当でとなること。コーポレートアクションに記載の9株に対して1株というのは概算だったようです。
細かく記載して頂いた内容は下記の通り。
①17.385株をすべて売却し、101.83 US$を入金
当社では、端数は現金化いたしますが、システム処理上、一度、割当された、17.385株をすべて売却し、101.83 US$を入金します。
取引履歴の101.83ドルの入金は、この受領した株式の売却ですね。
②株式として入庫をするため、17株分の売却分の取消処理
そのあと、17株は、株式として入庫をするため、17株分の売却分の取消処理をします。こちらが、権利売 -99.57 US$の表示分です。
取引履歴の-99.57ドルの出勤は、この取消処理になります。
③みなし配当として課税対象となり課税処理
スピンオフによって付与された株は、配当金と同様とみなして、みなし配当として課税対象となり課税処理を行っております。
配当 -16.67ドルの履歴はみなし配当の国内源泉徴収額が差し引かれた履歴になるようです。
通常、配当金として受領した現金から外国源泉徴収税や国内源泉徴収税額は減額され、差し引きされたものが受取金額として証券口座に受領しますが、スピンオフの場合、株式が付与されたため、みなし配当として課税処理が行われた結果、口座不足金が発生したとのことです。
数量の記載もないので取引履歴からは分かりませんでしたが、支払通知書を確認してみるともう少し詳しく記載がありました。
6.837ドルを売付単価としてスピンオフの計算されているようですが、みなし配当は5/21の終値の4.83ドルで計算されているようです。ただ手元に届いた6/22の時点では2.88ドルというのもちょっと株価が下がってるなぁって印象を受けますね。
売付単価とは?
ここで一点、また疑問です。6.837ドルの売付単価とは何でしょう。
そこで続けて問い合わせをしてみました。
ご回答ありがとうございました。
電子交付されております取引報告書と照らし合わせながら、
内容を確認致しました。
今回の取引報告書を確認しながら、もう1点不明点があり再度お問い合わせをさせて頂きました。
売付単価 6.8375267というのはどこから出てきた数字なのでしょうか。
全部売却の際の17.385株、取消処理の17株はこちらの売付単価で計算をされていますが、みなし配当の際は確定した5/21の終値4.83ドルで計算がされていると理解しました。
売付単価について、改めて教えて頂けますでしょうか。
これについて頂いた回答がこちらです。
売付単価 6.8375267は、当社にて全株式を現金化(売却)した分と発行体から決まったレートで端数処分代金が入金されたものを合算し、各お客様へ按分して求めた単価となります。
そのため、終値等の株価ではございません。
ご回答を頂きましたが、全株式をいくらで売却したのか、端数処理代金がいくら入金されたのかが分からず、また完全理解には至らず。
続け様に再度の問い合わせ。
こちらの単価の求め方の計算方法を具体的に教えて頂けますでしょうか。
計算式を含めてご回答いただければ幸いです。
価格も処理日もひとつに決まっておりませんので、詳細は計算式等は具体的にはご案内できません。
当社にて、全株式を現金化(売却)した分と発行体から決まったレートで端数処分代金が入金されたものを合算
計算式ではなく、売却代金と入金された端数処理代金を全て合計して、お客様へ分けます。
消化不良気味ですが、今回の問い合わせはここまでとなります。
みなし配当分は4.83ドルで計算をされていましたが、端株分の0.385株の売却の会税についても4.83ドルで計算はされていますね。外税は特に控除されていないので、売付単価の6.8375267ドルは実際の計算上は関係ない数字という理解でいいと認識しました。
当たっていますかね?もし認識違いをいていたらコメントをぜひお願い致します!!!
今回初めてのスピンオフに遭遇して、知らないうちにポートフォリオ一覧に保有銘柄が増えていてびっくりしましたが、EVFMが今後株価が上がったら文句なしですね。直近足元はダダ下がっているようですが・・・(*´ω`*)