こんばんは。
今回は保有しているニッセイ/パトナム・ユーロインカムオープンからの運用報告書が電子ポストに届いていました。半期に一度の確認以外はほとんど中身を見ることもない、運用報告書です。
簡単に確認します。
ニッセイ-ニッセイ/パトナム・ユーロインカムオープンから運用報告書が交付
2023年5月15日決算です。
ニッセイ-ニッセイ/パトナム・ユーロインカムオープン
運用経過
騰落率:2.2%
ニッセイ/パトナム・ユーロインカムオープンは2017年8月より積み立てを開始しています。騰落率は前回△2.7%から2.2%と反発ですね。現在、SBI証券で保有している16銘柄の中で、トータルリターンは15番目と下位に低迷しています。
とは言え、損益は0.28%とぎりぎり含み益推移となっています。
主な変動要因
基準価額の主な変動要因
<上昇要因>
・3月末から5月初旬にかけて、欧米の金融システム不安がやわらいだことや欧州中央銀行(ECB)が金融引き締めに積極的な姿勢を示す一方で日銀が金融緩和政策を維持したことなどから、ユーロが対円で上昇したこと
<下落要因>
・12月下旬、日銀によるイールドカーブ・コントロール(長短金利操作、YCC)の修正により、ユーロとイギリス・ポンドが対円で下落したこと
欧州債券型の投資信託なので、もともとは欧州株式が下がった場合に相対的に上がればいいなぁって感じでポートフォリオに組み込んでいます。今回も為替に影響される結果のようです。
今後の運用方針
■当ファンド
引き続き、マザーファンド受益証券への投資を通じて、実質的に主にユーロ建ての多種多様な債券(欧州の国債、政府機関債、モーゲージ証券、投資適格社債、ハイイールド社債等)に投資することにより、セクター・銘柄を選択し、幅広く分散投資することで、中長期的に安定した収益の確保および信託財産の成長を図ることを目標に運用を行います。
■マザーファンド
欧州経済については、ユーロ圏の2023年1-3月期の実質域内総生産(GDP)成長率(速報値)が前期比+0.1%と小幅にプラス成長となりましたが、状況については引き続き注意が必要です。金融政策については、ECBが5月の理事会において0.25%の利上げを決定していることから、今後も動向を注視していきます。
今後の運用については、金利変動リスクの大きさを示すデュレーションは、ベンチマーク対比で現在はやや短めに調整していますが、市場動向に応じて調整します。国・地域別配分は、ベンチマーク対比で現在はスイス、スウェーデン等を多め、ドイツ、フランス等を少なめとしていますが、機動的に調整します。債券種別配分は、ベンチマーク対比で引き続き、投資適格社債の組み入れを多め、政府・国際機関債等の組み入れを少なめとする方針です。
1万口当たりの費用明細
今回の運用報告書の期間は2022年11月16日~2023年5月15日です。半年間で実質コストは0.643%となります。他の保有銘柄に比べるとやはりコストはお高めですね。
毎月、1,477円の端数を積み立てを行っているパトナム・ユーロインカムオープンですが、2017年11月の初回の分配金以外は特別分配金が2年以上も続いていました。2020年8月からプラ転して普通分配金の受領が続いていましたが、2022年2月から特別分配金の受領が続いています。
来月まで含み益推移をしてくれていたら普通分配金なんですけどね・・・。
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