こんばんは。
また電子交付書類が貯まっていました。毎月コツコツせっせと購入している積立投信の運用報告書です。
ニッセイ-<購入・換金手数料なし>シリーズの国内債券インデックスファンドとグローバルリートインデックスの2銘柄からの運用報告書です。それぞれ2020年11月20日決算となっています。
いつものように中身をサクッと確認します。
ニッセイ-<購入・換金手数料なし>ニッセイグローバルリートインデックスファンド
運用経過
騰落率:△15.0%
現在SBI証券で保有している24銘柄中、成績は下から4番目。前回から6もランクダウンとなります。三菱UFJ国際-eMAXIS先進国リートインデックスからスイッチングして積み立てを継続していますが、現在は損益0.57%とぎりぎり含み益の推移となっています。前年の騰落率は前年は11.5%でしたが、今年は△15.0%とがっつり萎んじゃいました。
主な変動要因
基準価額の主な変動要因
当期のグローバルリート市場は、米中関係の改善期待や欧米の主要株式指標が堅調に推移したことなどから上昇して始まりました。
しかし、2020年2月下旬から3月下旬にかけては新型コロナウイルスの感染拡大懸念による各国間の渡航制限や国内の移動制限、また原油価格の下落等により世界的な景気後退懸念が高まったことから急落しました。
5月下旬から6月初めにかけては経済活動再開に向けた動きが徐々に広がったことから景気回復期待が高まり反発しましたが、その後は当期末にかけて同ウイルスの感染拡大第2波への警戒感や景気の先行き不透明感、
各国の追加経済支援策への期待など強弱材料が交錯する展開となり、結局、前期末と比較すると下落して当期末を迎えました。
グローバルリート市況も当然ながら、新型コロナウイルスの感染拡大に振り回された1年でしたが、他の株式型の投資信託と違って落ち込んだところからの回復が半値戻しのラインで頭打ちだったようですね。軒並み年初来高値を更新していた株式型がおかしかったんでしょうけど。
今後の運用方針
今後の運用方針■当ファンド
マザーファンド受益証券への投資を通じて、実質的に日本を除く各国の金融商品取引所に上場(これに準ずる市場で取引されているものを含みます)しているリートに投資することにより、ベンチマークの動きに連動
する投資成果を目標に運用を行います。
■マザーファンド
日本を除く各国の金融商品取引所に上場(これに準ずる市場で取引されているものを含みます)しているリートを主要投資対象とし、ベンチマークの動きに連動する投資成果をめざして運用を行います。
1万口当たりの費用明細
2019年11月21日から2020年11月20日までの運用コストです。
信託報酬は0.297%以内/年となっていますが、売買委託手数料、その他費用等がかかり実質コストは0.462%/年とのことです。コストが安くても損益が伴っていなければ、多少コストの高いファンドでもいいのかもしれませんね。
ニッセイ-<購入・換金手数料なし>ニッセイ国内債券インデックスファンド
運用経過
騰落率:△1.2%
こちらもSBI証券で保有している24銘柄中、成績は下位に低迷しています。
こちらは下から3番目。昨年より一つランクを落としています。株式市場が不調なときは総じて上位にいることの多い国内債券インデックスファンドですが、直近は好調な株式を背景に、ワースト3、含み損推移の銘柄の一角となっています。
現在は△0.44%の含み損推移中ですが、昨年も非常に微益で推移していました。債券ファンドに比べて他の株式ファンド等が一気に順位を上げ、抜き去られて差を拡げられた印象です。
主な変動要因
基準価額の主な変動要因
<上昇要因>
・ 中国で発生した新型コロナウイルスの世界的な感染拡大懸念を背景に、1月下旬から3月上旬にかけて国内長期金利が低下(債券価格は上昇)したこと
<下落要因>
・ 新型コロナウイルスのさらなる世界的な感染拡大を受けて市場の先行き不透明感が強まったことから、3月中旬に投資家が債券を売却し現金化する動きが強まり、金利が急上昇したこと
当然ながら、こちらも話題の中心は新型コロナウイルスですね。
感染拡大懸念での国内長期金利の低下や上昇・・・。一昨年前までは米中貿易摩擦が主な話題だったんですけどね。コロナも早く過去の話ってなるといいんですけどね。
今後の運用方針
今後の運用方針
■当ファンド
マザーファンド受益証券への投資を通じて、実質的にベンチマークの動きに連動する投資成果を目標に運用を行います。
■マザーファンド
引き続き、クオンツモデルに基づき、ベンチマークの動きに連動する投資成果を目標に運用を行います。
1万口当たりの費用明細
2019年11月21日から2020年11月20日までの運用コストです。
信託報酬は0.132%以内/年となっていますが、売買委託手数料、その他費用がかかり実質コストは0.133%/年とのことです。他の保有銘柄より格段にコストの安いファンドとなっていますが、現在はというと残念ながら△0.44%で含み損推移となっています。しっかりと利益が出るのであれば、多少のコストもいいのかなって思えてきちゃいます。
まぁ、含み損推移のときは安く積み立てられるタイミングなので、スイッチングは行わずにせっせと積み立てるんですけどね。毎月のコツコツ積み立てと並行して、積み立てを行わず保有しているだけの銘柄もコツコツ定期売却を実施しています。まだまだ先は長いですが、引き続き頑張ります。
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