こんばんは。
SBI証券に毎月コツコツ積み立てている投資信託のドルマネーファンドから運用報告書が届きました。つい半年ほど前までは含み損圏内で推移している数少ない銘柄の一つだったのですが、新型コロナウイルスの影響で含み益銘柄の方が少なくなってしまいました(笑)。
さてさて、いつものように簡単に確認します。
One-ドルマネーファンドから運用報告書が交付
2020年03月10日決算です。
運用経過
騰落率:△3.4%
こちらは保有している25銘柄の中で上からも下からもちょうど真ん中の13番目の損益となっています。半年前に運用報告書を確認した際は、ワースト3に位置していた銘柄だったんですが、その他の株式型の銘柄が暴落した結果、相対的に順位を上げることになりました。
騰落率は前回の△2.3%から△3.6%と連続で下落となっています。ただ新型コロナウイルスの暴落の影響を受けた上での、この状況であれば御の字ですね。そのほかの銘柄は一気に値を消してしまっていましたが、下げ渋って踏みとどまり続けています。
引き続き、毎月1,899円と何とも半端な金額を毎月積み立てています。
主な変動要因
基準価格の主な変動要因
当作成期末にかけて、新型コロナウイルスの感染拡大が世界経済に深刻な打撃を与えるのではないかとの懸念が広がり、円高米ドル安が進行した事から基準価額は下落しました。
投資環境
為替市場は、円高米ドル安が進行しました。作成期初から2020年2月中旬にかけては米中通商交渉に関して前進が見られたことや、それを受けて世界経済の先行きに楽観的な見方が広がったことことから概ね円安米ドル高が進行したものの、その後作成期末にかけては、新型肺炎の世界的な流行が世界経済に深刻な打撃を与えるのではないかとの懸念が強まり、円高米ドル安が進行しました。
米国短期債利回りの低下(価格は上昇)しました。作成期初から2020年2月下旬にかけては概ね横ばいで推移していたものの、その後作成期末にかけてはFRB(米連邦準備理事会)による緊急利下げの実施、さらなる金融緩和への期待などを受け、大幅に金利が低下しました。
主な変動要因は毎回簡潔です。
今回は、新型コロナウイルスの感染拡大→世界経済の懸念→円高米ドル安の流れでの基準価額の下落ですね。
為替については、2月までの話題は米中通商交渉でしたね。なんだか遠い記憶のような気がします。新型コロナの終息後には、米中の摩擦が大きな懸念にはなりそうですね。
今後の運用方針
半年前の前回は組入銘柄は1銘柄でしたが、今回は2銘柄となっています。資産の区分はドル建て債券のほか、ドル預金、現金がその他として表示されています。前回は外国債券の保有比率が53%にまで下落していましたが、今回は72.8%まで戻ってきました。
今後の運用方針
主要国の中央銀行の金融緩和姿勢がリスク資産価格の支援を通じて米ドル/円の下支えになると考えられる一方、新型コロナウイルスの感染拡大による世界経済の先行き懸念や、世界的な政治的不透明感などは米ドル/円の下押し要因になると考えられ、米ドル/円市場はレンジ内で推移するとみています。
短期債の運用については、期待リターンの高い債券を中心に機動的に運用する方針です。また、流動性確保の観点から、資産の一定割合を外貨預金で保有する方針です。
運用方針については下線部については、いつも通り前回の運用報告書と同様です。毎度のことながら、前半部分はどうあれ米ドル/円市場はレンジ内で推移する認識のようですね。
1万口当たりの費用明細
9月11日から3月10日までの運用コストです。
181日間なので、それぞれの数字に365/181日を掛けると1年間の実質コストが求められます。
1年間の実質コストは0.522% × 365 ÷ 181 ≒ 1.0527%となりますね。
米国債を投資対象とするその他の銘柄と比べても、手数料に大きな差はなさそうです。しっかりと米国債中心の他の銘柄にスイッチングしたい気もするんですけど、とりあえずは、引き続き、コツコツ積み立てを継続していきます!!
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