こんばんは。
保有している投資信託から運用報告書が届きました。今回はSMTシリーズの新興国債券、日本株配当貴族、米国株配当貴族の3銘柄です。
SMTシリーズは全て2020年5月11日決算となっています。中身をサクッと確認します。
SMT 新興国債券インデックス・オープン
運用経過
騰落率:△12.0%
これまで積み立てていた25銘柄中で成績は上から13番目。前回が11番目でしたから、前回の運用報告書の時期とほぼ変わりはありません。この半年の騰落率は前年の6.6%から一転、△12.0%となっています。含み益は2.69%で推移していますが、新型コロナショックの下落がやはり大きく影響していますね。
現在の新規の積み立ては停止し毎月定期売却を行っていますが、スイッチしたiFree 新興国債券インデックスより損益成績はいいんですよね。
主な変動要因
当期の基準価額(分配金再投資ベース)は下落しました。
期初から2020年2月下旬にかけては、新興国為替市場が概ねレンジ内の動きとなった一方、新興国債券市場では緩やかに金利が低下(債券価格は上昇)したことから、基準価額は緩やかな上昇推移となりました。
3月下旬にかけては、新型コロナウイルス感染の世界的拡大を背景に市場の不安心理が高まり、リスク資産を現金化する動きが強まったことから、新興国通貨が対円で下落するとともに新興国金利が上昇(債券価格は下落)し、基準価額は大幅に下落しました。
期末にかけては、世界各国が一斉に金融緩和や資金供給を強めたことで市場の不安心理が和らぎ、また欧米で新型コロナウイルスの感染拡大ペースが鈍化したとの見方が強まりリスク回避姿勢が後退したことから、新興国金利が再び低下し、基準価額は緩やかに上昇する動きとなりました。
新型コロナショックまでは緩やかな上昇、新型コロナの感染拡大とともに、新興国通貨が対円で下落、新興国金利が上昇の結果基準価額は大幅に下落とのこと。
ただ他の保有している投資信託の値動きと違うのは、下落との一時的な底入れからあまり大きな反発がないことですね。緩やかに上昇はしているのでしょうが、コロナ前の水準まで戻ってきている銘柄と比較するとやはり見劣りしてしまいます。
今後の運用方針
今後の運用方針
主として、「新興国債券インデックス マザーファンド」の受益証券に投資し、JPモルガン・ガバメント・ボンド・インデックス-エマージング・マーケッツ・グローバル・ディバーシファイド(円換算ベース)に連動する投資成果を目標として運用を行います。
1万口当たりの費用明細
今回の運用報告書の期間は2019年11月12日~2020年5月11日です。半年で実質コストは0.380%となります。2倍にすると1年間の実質コストということですね。年間で0.76%がコストとしてかかります。
SBI証券には信託報酬は0.66%と記載されていますので、記載範囲内ですね。
SMT 日本株配当貴族インデックス・オープン
運用経過
騰落率:△15.4%
こちらは2017年4月より積み立てを開始しています。同じ25銘柄の中で成績は下から3番目。またしても最下位争いに加わってきた感じです。半年ごとに当落が大きく入れ替わっています。1年前の騰落率は△10.2%、半年前の騰落率は10.9%、そして今回の△15.4%。下げた分を戻してくれる格好なので、次の半年は大きく大きくプラス推移して欲しいですが、このままではちょっと厳しそうですね(笑)。
主な変動要因
ベンチマークであるS&P/JPX配当貴族指数(配当込み)の動きを反映して基準価額は変動し、期末は期首比で下落しました。
期初の国内株式市場は、米中通商協議の進展期待などを受け、世界景気への過度な警戒感が後退したこと、企業業績の底入れ期待などから上昇したものの、中東情勢の悪化が懸念されたことなどが重石となり、上値の重い展開となりました。
2020年の年明け以降は、新型コロナウイルスの世界的な感染拡大による景気や企業業績の減速懸念、原油価格の急落、東京五輪の開催にかかる先行き不透明感などから大幅に下落しました。期末にかけては、各国の大型経済対策や金融緩和策が好感されたこと、経済活動再開への期待感などから、下落幅を縮小しました。
毎年恒例ですが、いつもの簡素な変動要因ですが、投資環境の欄に運用経過の説明の詳細がありました。期初から上値は重く、年明けも下落。期末にはやや戻したものの、やはり大きく下落したまま今期を終えた感じですね。
今後の運用方針
組入銘柄は日本たばこ産業、NTTドコモ、TOPIX先物以外はすべて入れ替わっています。
今後の運用方針
日本株配当貴族インデックスマザーファンド受益証券への投資を通じて、主としてわが国の金融商品取引所等に上場している株式に投資し、S&P/JPX配当貴族指数(配当込み)に連動する投資成果を目指します。
1万口当たりの費用明細
今回の運用報告書の期間は2019年11月12日~2020年5月11日です。半年で実質コストは0.234%となります。2倍にすると1年間の実質コストということです。年間で0.468%がコストとしてかかります。
SMT 米国株配当貴族インデックス・オープン
運用経過
騰落率:△14.5%
こちらは日本株配当貴族と同時期に積み立てを開始しました。同じく25銘柄の中で成績は上から11番目。配当貴族指数銘柄として日本と米国の2種類を購入したのに、依然として米国>日本の関係性が続いています。
同じ配当貴族指数の銘柄でも日本株は含み損推移となっていますが、米国株はなんとか含み益圏内で推移しています。
主な変動要因
ベンチマークであるS&P500配当貴族指数(税引後配当込み、円換算ベース)の動きを反映して、基準価額は下落しました。
米国株式市場は、米中通商協議の進展期待や概ね堅調な企業決算などを背景に堅調に推移しました。しかし2020年2月下旬から3月中旬にかけては、中国発の新型コロナウイルスの感染拡大により世界的に景気悪化懸念が強まったことや、OPEC(石油輸出国機構)と非加盟産油国における協調減産交渉の決裂を受けた原油価格の急落が嫌気されたことなどから大
幅に下落しました。3月下旬以降は、FRB(米連連邦準備理事会)によるゼロ金利政策と量的金融緩和策が再開されたことや、段階的に経済活動再開を探る動きが始まったことなどが好感され持ち直す展開となり、下落幅を縮小して期末を迎えました。
こちらも日本株配当貴族と同様にS&P500配当貴族指数の動きを反映して、と簡単に書かれていますが、同じく運用経過の説明には詳細に書かれていました。
今後の運用方針
今後の運用方針
米国株配当貴族インデックスマザーファンド受益証券への投資を通じて、主として米国の金融商品取引所等に上場している株式に投資し、S&P500配当貴族指数(税引後配当込み、円換算ベース)に連動する投資成果を目指します。
1万口当たりの費用明細
今回の運用報告書の期間は2019年11月12日~2020年5月11日です。半年で実質コストは0.35%となります。2倍にすると1年間の実質コストということです。年間で0.7%がコストとしてかかります。
投資信託はSBI証券と楽天証券でコツコツ積み立て中です