こんばんは。
年末差し迫っても、ようやく本日仕事納めです。
保有している投資信託から運用報告書が届きました。SMTシリーズの新興国債券、日本株配当貴族、米国株配当貴族の3銘柄です。
SMTシリーズは全て2020年11月10日決算となっています。中身をサクッと確認します。
SMT 新興国債券インデックス・オープン
運用経過
騰落率:9.10%
SBI証券で保有している24銘柄中で成績は上から15番目。前回が13番目でしたから、前回の運用報告書の時期とほぼ変わりはありません。この半年の騰落率は前年の△12.0%から一転、9.10%となっています。含み益は7.33%で5%弱のプラス推移です。半年前はコロナ禍で大きく落ち込んでいましたが、年末には元通り以上です。
現在の新規の積み立ては停止し毎月定期売却を行っていますが、スイッチしたiFree 新興国債券インデックスより損益成績よりも引き続き好調です。
主な変動要因
当期の基準価額(分配金再投資ベース)は上昇しました。
期初から2020年6月上旬にかけては、新型コロナウイルスのワクチン開発の進展を示唆する報道が相次いだことや世界各国が一斉に金融緩和や資金供給を強めたことで市場の不安心理が和らぎリスク回避姿勢が後退したこ
とから、新興国通貨が対円で上昇するとともに、新興国金利が低下(債券価格は上昇)し、基準価額は上昇しました。6月下旬にかけては、欧米株式市場の下落を受けたリスク回避の動きを受けて、新興国通貨が対円で下落し、基準価額は下落しました。7月以降期末にかけては、新型コロナウイルスのワクチン開発進展への期待が高まった一方で、欧州を中心に新型コロナウイルスの感染が再拡大したことなどを背景に、新興国金利に加え新興国通貨も対円でレンジ内推移となり、基準価額は概ねもみ合いで推移しました。
新興国為替市場では、2020年6月上旬にかけて、新型コロナウイルスのワクチン開発の進展を示唆する報道が相次いだことから新興国通貨は対円で上昇しましたが、6月下旬には、欧米株式市場の下落を受けた調整の動きから上昇幅を縮小しました。7月以降期末にかけては、概ね横ばいで推移しました。新興国債券市場では、2020年8月中旬にかけて、世界各国が一斉に金融緩和や資金供給を強めたことで市場の不安心理が和らぎリスク回避姿勢が後退したことから、金利は低下推移となりました。その後は、一
進一退の推移となりました。
今年は1年を通して新型コロナウイルスに振り回された年でしたが、新型コロナウイルスのワクチン開発進展への期待で高値追いってなんだか腑に落ちない結果ですよね。
今後の運用方針
今後の運用方針
主として、「新興国債券インデックス マザーファンド」の受益証券に投資し、JPモルガン・ガバメント・ボンド・インデックス-エマージング・マーケッツ・グローバル・ディバーシファイド(円換算ベース)に連動する投資成果を目標として運用を行います。
1万口当たりの費用明細
今回の運用報告書の期間は2020年5月12日~2020年11月10日です。半年で実質コストは0.379%となります。2倍にすると1年間の実質コストということですね。年間で0.758%がコストとしてかかります。
SBI証券には信託報酬は0.66%と記載されていますので、弱冠上振れしています。
SMT 日本株配当貴族インデックス・オープン
運用経過
騰落率:11.3%
こちらは2017年4月より積み立てを開始しています。同じ24銘柄の中で成績は下から5番目。含み益の出ている投資信託の中では最下位ですね。1年前の騰落率は△15.4%でしたが、今回は11.3%と大きく反発です。
損益は1.31%とぎりぎりの含み益です。
主な変動要因
ベンチマークであるS&P/JPX配当貴族指数(配当込み)の動きを反映して基準価額は変動し、期末は期首比で上昇しました。
国内株式市場は、国内で緊急事態宣言が全面解除となったことや、新型コロナウイルスワクチンの開発期待などを背景に期初から上昇しました。その後は、世界的な経済活動の再開や、新型コロナウイルスワクチンの進展報道などが好感された一方で、国内外の実質GDP(国内総生産)の悪化や、新型コロナウイルス感染再拡大による経済活動再開の遅れが懸念され、一進一体の展開となりました。期末にかけては、米国大統領選挙を通過し、米政権の先行き不透明感が後退したこと、新型コロナウイルスワクチンの早期の実用化期待などから、上昇しました。
毎年恒例ですが、いつもの簡素な変動要因ですが、投資環境の欄に運用経過の説明の詳細が記載されています。今年はコロナ禍、どれも似たような感じです。
今後の運用方針
今後の運用方針
日本株配当貴族インデックスマザーファンド受益証券への投資を通じて、主としてわが国の金融商品取引所等に上場している株式に投資し、S&P/JPX配当貴族指数(配当込み)に連動する投資成果を目指します。
1万口当たりの費用明細
今回の運用報告書の期間は2020年5月12日~2020年11月10日です。半年で実質コストは0.322%となります。こちらも2倍にすると1年間の実質コストということです。年間で0.644%がコストとしてかかります。
信託報酬は0.462%となっていましたが、売買手数料等の見えないコストがかかったようです。
SMT 米国株配当貴族インデックス・オープン
運用経過
騰落率:20.6%
こちらは日本株配当貴族と同時期に積み立てを開始しました。同じく24銘柄の中で成績は上から10番目。配当貴族指数銘柄として日本と米国の2種類を購入したのに、依然として米国>日本の関係性が続いています。
昨年の騰落率、△14.5%に対して、今回は20.6%とこちらも大きく反発です。同じ配当貴族指数の銘柄でも損益は日本株の1.31%に対して、米国株は17.89%です。日本株は積み立てなくてもよさそうですね。
主な変動要因
ベンチマークであるS&P500配当貴族指数(税引後配当込み、円換算ベース)の動きを反映して、基準価額は上昇しました。
新型コロナウイルスのワクチン早期実用化への期待の高まりや大型ハイテク企業の好決算などに支えられたほか、堅調なマクロ経済指標が好感されたことなどから10月中旬にかけて上昇しました。その後、新型コロナウイルスの感染再拡大や与野党間対立による追加経済対策成立の遅れへの懸念などを背景に一時下落する場面があったものの、米大統領選挙でバイデン氏の当選が確実視される情勢となり、市場のリスク回避機運が後退したことなどから反発し、一段と上昇して期末を迎えました。
こちらも日本株配当貴族と同様にS&P500配当貴族指数の動きを反映して、と簡単に書かれていますが、同じく運用経過の説明には詳細に書かれていました。
今後の運用方針
今後の運用方針
米国株配当貴族インデックスマザーファンド受益証券への投資を通じて、主として米国の金融商品取引所等に上場している株式に投資し、S&P500配当貴族指数(税引後配当込み、円換算ベース)に連動する投資成果を目指します。
1万口当たりの費用明細
今回の運用報告書の期間は2020年5月12日~2020年11月10日です。半年で実質コストは0.348%となります。こちらも2倍にすると1年間の実質コストということです。年間で0.696%がコストとしてかかります。手数料は割安なインデックスファンドに比べると高い目ですが、しっかりと含み益推移であれば問題ないんですよね。
来年はどうなることやら。コロナが早く収まってほしいものです。
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