こんばんは。
アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信 Dコースからの運用報告書が届きました。
2021年11月に投資開始したこちらの銘柄ですが、半年前とは違いしっかりと含み益で推移しています。含み損圏内に沈んでいる間も、いつか浮上するだろうとこのまま気にせず積み立てを継続していた結果が実っています。まぁ、微妙な含み益なんですけど。
さてさて、簡単に確認です。
アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信 Dコース
2023年6月15日決算です。
運用経過
騰落率:18.00%
今期の騰落率は18.0%。
21年11月の投資開始から小銭をちゃりんちゃりんと毎月積み立てています。前回の騰落率、7.9%からは続伸ですね。トータルリターンは8.17%とこの半年で一気にプラ転しています。
主な変動要因
上昇要因
保有する情報技術関連銘柄やヘルスケア関連銘柄などの株価上昇
円安米ドル高となったこと
下落要因
保有する素材関連銘柄などの株価下落
アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信 Dコースの運用報告書は上昇要因は株価上昇と円安とのこと。下落要因も株価の下落したセクターの記載のみですね。前回同様あまり詳細は記載されないようです。
今後の運用方針
<当ファンド>
引き続き、マザーファンド受益証券にほぼ全額投資する方針です。
<マザーファンド>
米国では、インフレは徐々に鈍化するとみているものの、構造的なインフレが残ることや、利上げの影響、金融不安を背景とする金融機関への規制強化などから景気減速が長引く懸念があります。こうした環境下においては、外部環境に左右されにくい“持続的な成長企業”を厳選することが一層重要になっていると考えます。
マザーファンドの運用では、短期的な株価リターンの予想は行っておらず、あくまでも企業のビジネスを理解することに重点を置いています。そのなかで、運用チームは「卓越したビジネス」を特定することに注力しています。「卓越したビジネス」とは、高い投下資本利益率と高い利益の再投資率の双方を同時に備えたビジネスと定義しています。そのようなビジネスを有する企業は、外部資金に頼らずに内部資金だけで複利的に利益を成長させることができる、「持続的な成長企業」といえます。短期的に大きな利益を生み出す企業に着目してポートフォリオを構成することは、一時的に大きなリターンにつながる可能性があります。しかし、こういった銘柄を組み入れることはポートフォリオのリターンの変動性(リスク)を高めることにもつながり、結果として、投資家の皆様に優れたリスク調整後のリターンをご提供することが難しくなると考えています。
例えばAIへの注目が高まるなかで、AIに関連した企業だから投資を行う、というのは短絡的です。イノベーションの波に乗る企業ではなく、優れた技術力を持ち、卓越した製品やサービスによって自らイノベーションを起こすことのできる企業こそ、投資すべき企業だと考えています。
引き続き、革新的な商品やサービスで高い市場シェアを持つ「卓越したビジネス」を擁し、「外部環境に左右されにくく」、「健全な財務体質」を有する「持続的な成長企業」に厳選して投資することで、優れたリスク調整後のリターンを長期的に創出することを目指してまいります。
※将来の市場環境の変動等により、当該運用方針が変更される場合があります。
1万口当たりの費用明細
今回の運用報告書の期間は2022年12月16日~2023年6月15日です。信託報酬は1.727%となかなか高コストな投資信託です。今回の決算期間で信託報酬0.861%、売買手数料に0.003%、その他の費用で0.003%、実質コストは半期で0.867%となっています。
手数料が高めなことも承知で分配利回りに惹かれて購入を始めましたが、しばらく毎月分配は行われず、当初の思惑通りとはなっていませんでしたが、ようやく毎月ちゃりんちゃりんと分配金を受領でき、毎月その分口数を増やしている状況です。積み立てを継続していればプラ転すると思っていたので、ぎりぎりでも含み益推移はうれしい限り。
一喜一憂せずこのまま継続していきます(*´ω`*)
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