じゅん@投資家志望の投資日記

40代、資産運用に興味ある既婚リーマン。株、投資信託、純金・白金積立、外貨預金、ふるさと納税、ロボアドバイザー、クラウドファンディング等いろいろやってるブログです。

初任給が入った若者に積み立て投資のすすめ


こんばんは。

日経平均は久しぶりに19,200円を回復していましたね。保有銘柄もしっかりとした値動きでした。なんだか気分は金曜日な感じだったんですが、まだ水曜日なんですね。ただ4月も最終週です。25日も過ぎ、初任給が入る新入社員さんたちも多いでしょうね。自分の場合は、初任給で何を買ったかなんて全く覚えていません。

十数年前の話ですが、そのまま使う暇がなく口座に貯金をしていたような気がします。ここ最近、積立投資信託、THEO、純金・白金積み立てで積み立てをコツコツ行っていますが、新入社員の頃から取り組んでいればと後悔しています。

ということで、初任給の入ったばかりの若者に向けた積立投資のすすめです。

積み立て投資のシミュレーション

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積立かんたんシミュレーション | 投信積立 | 投資信託 | 楽天証券

まずは毎月コツコツお金を貯めていったらどうなるのかのシミュレーションです。今回は楽天證券の積立かんたんシミュレーションで確認してみました。

初任給を22歳で受け取り定年退職の60歳までの38年間でざっくりと計算しています。お給与の中から5万円を毎月運用に回すことを想定しています。

 

・基本条件

毎月5万円をタンス預金の場合です。こちらの場合は金利は0%ですので、貯めていったお金がそのまま最終積立金額となります。毎月5万円を初任給からコツコツ積み立てると2,280万円となります。

 

・比較条件1

こちらは毎月5万円を年利3%で複利運用できた場合です。金額、期間は同じですが、複利運用の結果、最終積立金額は4,245万円とタンス預金より2,000万円も上積みできています。

 

・比較条件2

こちらは同様に毎月5万円を年利5%で複利運用できた場合です。金額、期間は同じですが、最終積立金額は、タンス預金より4,500万円ほど上乗せをした6,791万円となっています。

複利 - Wikipedia

複利(ふくり)とは、複利法によって計算された利子のこと。複利法とは、元金(がんきん)によって生じた利子を次期の元金に組み入れる方式であり、元金だけでなく利子にも次期の利子がつく。したがって、各期の利子が次第に増加していく。投資や借金などでは、雪だるま式に利子が増えていくことになる。

基本条件でもしっかりと毎月定期的にお金を貯めていけば、まとまった金額になるものですね。30代の自分としても初任給からこうやってお金を貯めていたらよかったなぁと今更ながら痛感します。

元本が保証されているものではありません

上の資産では、年利3%で複利運用できた場合、年利5%で複利運用できた場合、とあくまで仮定の基に計算をされたシミュレーションです。相場の変動によっては基本条件の元本を下回る可能性があることもあります。必ず積み立て投資を行えば儲かるというものではないことだけは認識してください。

初めて積み立て投資を始めるとしたら

ドル・コスト平均法で毎月コツコツ長期的に続けること

ドル・コスト平均法とは定期的に買い付けをすることによって買値を平準化するって投資法です。毎月、毎月コツコツ積み立て投資をすることは、買値を均して購入することに繋がります。但し、長期投資が前提のために始めるときには続ける覚悟をもって取り組みましょう。

極力手数料の安いものを選びましょう

個人的に、今行っている積み立て投資で気になるのがこの手数料です。上のシミュレーションでは毎月の積み立てた額をそのまま計算に使っていますが、実際には手数料等で大きく変わってきます。

積み立て投資信託はNISA口座での買い付けのため手数料は0円、THEOは手数料1%、そして純金・白金積み立てが2.5%の手数料がかかっています。個人的にはこのあたりの手数料って複利運用をするうえでもったいないなぁと、ほかの商品への乗り換えを検討中です。金融商品の成績ももちろん大事ですが、手数料も踏まえて商品選択をすることが大事です。

500円から投資可能

いきなり5万円の積み立ては確かにハードルが高いかもしれませんが、積み立て投資信託であれば最低金額は500円から設定ができます。毎日のランチ代くらいから積み立て投資は始められるんです。自分で投資に慣れてきたと思えてきたら、そのときに金額を増やせば20代の若者であれば十分間に合います。

いつでも解約可能な金融商品を選ぶ

毎月コツコツ、長期的に取り組む覚悟でとは言ったものの、これからのライフイベントでいつ、いかなる理由でお金が必要になるか分かりません。個人型確定拠出年金(iDeCo)のような60歳まで一切引き出しができない金融商品よりも、いつでも売却ができて現金化ができる金融商品を選ぶことをお勧めします。生活基盤が安定したら改めてiDeCoは検討すればよいですし。

最後に

初任給の時代から十数年無駄にしてきた30代の個人的に思うことを独り語りしちゃいました。でもね、本当に早く積み立て投資は始めてたらよかったのになぁって思うんだよね。リーマンショックもあったしマイナスの時期もあったかもしれないけど、それでもコツコツ辞めずにいたらその安い時にたくさん買うことができていただろうし。今から新入社員に戻れるとしたら、まずは積み立て投資をしっかりと取り組みます(*´ω`*)

 

参考記事です

www.junvestment-diary.com

初めての投資として、積み立て投資信託を考えました。

www.junvestment-diary.com

配当貴族指数シリーズを個人的に比較検討しました。