こんばんは。
さてさて、SBI証券に毎月コツコツ積み立てている投資信託のドルマネーファンドから運用報告書が届きました。現在保有している投資信託の中では、数少ない含み損銘柄の一つです。
One-ドルマネーファンドから運用報告書が交付
2019年9月10日決算です。
運用経過
騰落率:△2.4%
こちらは保有している25銘柄の中で下から3番目の損益です。ここ最近、株式型の銘柄が軒並み高騰している結果、この半年でまたワースト3にまた戻ってしまいました。
騰落率は前回の0.7%から△2.3%と連続で下落となっています。株式が75%程のポートフォリオでは債券が下げて株式が上げたほうが全体的な損益はプラスになるので、ある程度の債券の下落はあまり気になりません。前回は△2%程の含み損でしたが、現在の損益は△1.5%程で推移しています。
引き続き、毎月1,899円と何とも半端な金額を毎月積み立てています。
主な変動要因
基準価格の主な変動要因
米中貿易摩擦の影響やFRB(米連邦準備理事会)のハト派的姿勢の強化などから作成期中に円高米ドル安が進行したことを受け、基準価額は下落しました。
投資環境
為替市場では、円高米ドル安が進行しました。作成期初から2019円4月にかけては米中の通商交渉に対する楽観的な見方や、中国景気の持ち直し期待などから米ドル/円は底堅く推移しました。一方、米中の通商交渉が暗礁に乗り上げ、両国の対立が深まった5月以降は、世界経済の先行きに対する悲観的な見方やFRBの利下げ姿勢への転換などから米ドル/円は下落しました。
米国短期債利回りは低下(価格は上昇)しました。作成期初から5月上旬にかけては概ね横ばいで推移していたものの、5月中旬以降はFRBにより利下げの折り込みが進展したことなどを受け、低下基調が継続しました。
主な変動要因は毎回簡潔です。前回はほぼ変わらずで保有している米国短期債や米ドル建て外貨預金の金利収入などがプラスに寄与したのみの小動きでしたが、今回は円高米ドル安が進行したことを受け、基準価額は下落とのことでした。
為替は米中貿易摩擦がだいぶ長引いていますが、まだまだこの懸念で市場は引っ張られるんでしょうね。
今後の運用方針
前回同様、組入銘柄は2銘柄です。資産の区分はドル建て債券のほか、ドル預金、現金がその他として表示されています。前回は外国債券の保有比率が82.7%にまで上昇していましたが、今回は53%と急激に落ち着きましたね。
今後の運用方針
主要国の中央銀行の金融緩和姿勢が株式などのリスク資産価格の下支えを通じて米ドル/円の下支えになると考えられる一方、政治情勢を巡る政界的な不透明感などが米ドル/円の下押し要因と考えられ、米ドル/円市場はレンジ内で推移するとみています。
短期債の運用については、期待リターンの高い債券を中心に機動的に運用する方針です。また、引き続き、流動性確保の観点から、資産の一定割合を外貨預金で保有する方針です。
運用方針については下線部については前回の運用報告書と同様なんですが、前半部分はどうあれ米ドル/円市場はレンジ内で推移する認識のようです(笑)。
1万口当たりの費用明細
3月12日から9月10日までの運用コストです。
182日間なので、それぞれの数字に365/182日を掛けると1年間の実質コストが求められます。
1年間の実質コストは0.517% × 365 ÷ 182 ≒ 1.0368%となりますね。
最近の安い投信と比べれるとお高めですが、代替になる銘柄も特に見つけられませんでしたので、引き続き、コツコツ積み立てを継続していきます!!