今日は日銀の追加金融緩和策の発表がありました。
ちょうどお昼休みだったので、iPhoneでTwitterを片手に昼食を取りながら見ていました。
後場の始まる直前でしたっけ?
「日銀が29日開いた金融政策決定会合で追加的な金融緩和策として、マイナス金利政策の導入の議論に入った」との日経ニュースが12時24分、QUICK端末などを通じて伝わった。
そしてすぐさまこれが伝わります。
そこから大幅に上げたと思いきや、急激にマイ転。
そこからまた切り替えして終わりというジェットコースター相場。
ドル円も同様の動きでした。
Sしようかなぁって見てたらみるみる下がって、
やっぱりSだったんだぁって思いながら入れず。
L入れるポジションを探そうと凝視。
下がり続けてお昼休み終了。
終わって見れば何だったんだ、この動きって感じでした。
保有しているゆうちょ銀行はダダ下がりました。
同じ銀行のセブン銀行は続伸。
よく見てないので今のところさっぱりです。
マイナス金利とは?
今日の後場、日経平均、ドル円を大混乱にしたこのマイナス金利って何でしょう。
金融機関が日本銀行に持つ当座預金のうち、任意で預けている額について、マイナスの金利をつける政策。手数料を取られる形になる金融機関は、日銀に預けていたお金を企業や個人への貸し出しに回すことが期待され、結果として経済の活性化につながる可能性がある。日銀は今回、この当座預金口座の金利全体をマイナスにするのではなく、0・1%、0%、マイナス0・1%と3段階に分け、金融機関の収益が大きく悪化しないよう配慮した。(2016年1月29日夕刊から)
解説委員に聞いた「マイナス金利って何?」(日本テレビ系(NNN)) - Yahoo!ニュース
通常、金融機関が日本銀行にお金を預ける際には、
自分たちが銀行にお金を預けるのと同様に金利が付いています。
お金を預けているから利子が付く普通の流れなのですが、
今回のマイナス金利導入は預けている金融機関から日銀が手数料を取る政策のようです。
預けているだけで手数料を取られるのなら、
金融機関は日銀の当座預金から資金を引き揚げます。
自分たちも銀行に預金をしていたらお金が減るって言われるとタンス預金にしますよね。
そうすることによって銀行が日銀に預けていたお金を企業や個人へ貸付を行うように促し経済を活性化させる政策です。
マイナス金利の影響は??
普通に考えて金利の低い国から高い国へ資金は流れます。
以前は高金利の新興国に資金が流れていましたが、新興国は金利と同時にリスクも高いんですよね。
アメリカが利上げに動くことによって資金が新興国から引き上げられています。
金利差から日本円を売ってドルを買う動きが加速し円安に向かう、通常ですね。
でもそう簡単に思惑通りに進むでしょうか。
もちろんそうなれば分かりやすいんですけどね。
今のところ一般市民にすぐに影響があるのかどうかよく分からないですね。デンマークでは住宅ローンがマイナス金利。住宅購入のためにローンを組めば借りた額より返済額が少なくなると夢のような話ですね。
これは一時的に市中への資金供給量を増やす緩和策でしょうが、
この状態が続くようだと異常ですよね。
効果あるのかなぁ?
個人的には実際にこれは効果があるのか、懐疑的というか不安です。
企業、個人へ資金の流通が増えたとしても、じゃぶじゃぶ使いますかね??
自分たちの世代から見るといつも何が起きるか分からない状態が就職をしてからずっと続いています。若い世代ほど老後のことを考えたり、資産運用等を検討しているんじゃないでしょうか。
そうでなくともバブル崩壊の経験からどうしても保守的な日々が続いているように感じていまします。
よくバブルを経験している上の世代の方には、
「老後のことを考えずに今を楽しめ」
「自分たちの頃はそんなに先のことを考えたことはなかった」
とか、いろいろな意見を聞きますが。
バブル期を経験されている世代は、それなりにいい思いも当時していますよね。若い世代はいい思いもせずに、不景気時代を過ごしてきました。
将来のことを考えると不安で今を楽しむために散財するようなことは選択肢の中にないんですよね。
そんなことを言われる度にバブル期にこの方たちがもう少し考えていたら、今よりもっといい状況になっていたんじゃないかって思うんですよね。
バブル期は景気もよく、企業も多いに売上を上げ潤ったのでしょう。
中小企業は特に、その潤った分を社内留保しておくとかしていたら今とは違った未来になっていたんじゃないか、って。
なんだか最後はマイナス金利とは違う個人的な愚痴のようになっていましました。
さて、五輪予選の3位決定戦を見ます。
明日は週末のポートフォリオ一覧ですねヾ(*´∀`*)ノキャッキャ♪