じゅん@投資家志望の投資日記

40代、資産運用に興味ある既婚リーマン。株、投資信託、純金・白金積立、外貨預金、ふるさと納税、ロボアドバイザー、クラウドファンディング等いろいろやってるブログです。

NISAからつみたてNISAへの変更を考えてみたんだけど、債券がないと不安じゃない?


こんばんは。

毎月せっせと積み立てている投資信託はNISAで購入をしています。NISAは2014年から毎年変わらずSBI証券を設定して、せっせと23,000円で14銘柄の投資信託に分散して購入をしています。

 

国内・米国・欧州・新興国株式、国内・米国・欧州・新興国債券、先進国リート、ヘッジファンド型と10セクターに14銘柄です。当初、毎月の積立金額を設定する際にSBI グローバル・ラップファンド(積極型) 『愛称 : My-ラップ(積極型)』 の投資比率を参考にして、そこから5年ほど継続しています。

 

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毎月の投資信託を購入した時に載せているアセットアロケーションです。

 

My-ラップ(積極型)の実質コストは1.68%のようですが、自分で14銘柄に分散させた結果は1.04%程となっています。当初こそ、このコストも多少意識はしていましたが、最近では設定した金額で積み立てを継続しているだけで、構成にもある程度の乖離も発生してきているのであくまでも参考といった感じなんですけどね。

 

毎月の積み立て金額も年間でつみたてNISAの非課税枠に十分収まる程度ですが、銘柄選択の制約や現物株式を購入できることもあり、つみたてNISAではなく一般NISAで積み立てを行っていました。

 

これまで通りであれば、次年度もSBI証券でNISAのロールオーバーを行って、SBI証券のNISAって流れだったのですが、つみたてNISAにも興味を持っちゃったのでちょっと調べてみました。

つみたてNISAを調べようと思ったわけ

・一般NISAの恒久化の見送り

・楽天証券のサービス拡充

 

一般NISAの恒久化の見送りの話題があり、現状では2023年に終了となるNISA口座でそのまま継続していいのか、また楽天証券の最近のサービス拡充からSBI証券から楽天証券へのメイン口座の移行もちょっと検討してもいいのかなぁって思ってました。

ロールオーバーは金融機関を跨いでは実施できないので、もしメイン口座を移行するなら楽天証券で、今後終了する予定のNISAを選ぶ必要もないですしね。

つみたてNISAで購入できる銘柄を調べてみた

現状、毎月14銘柄の投資信託を積み立てていますが、つみたてNISAでは対象銘柄が決まっています。まずは自分の積み立てている銘柄が対応しているのかを確認してみました。

 

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現在の積み立て設定金額はこのようになっています。積立銘柄の変更を機に旧積立銘柄を毎月定期売却をしているので、その売却分が積立金額の23,000円に上乗せされ、40,584円の積み立てとなっています。

14銘柄のうち、つみたてNISAへ移行しても積み立て設定ができる銘柄はわずか4銘柄。仮につみたてNISAへシフトするならまたしても銘柄を検討しないといけません。

 

つみたてNISA対象の銘柄の中から、試しに銘柄を選んでみました。

 

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国内株式と米国株式はざっくりと大型株、中小型株、そして配当貴族と3セクターずつ購入していたのですが、配当貴族シリーズは中小型株のセクターに金額を合算させました。

そして空欄になっているところが対象銘柄が見つからなかった箇所です。

SBI証券と楽天証券のつみたてNISA取り扱い銘柄

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左がSBI証券、右が楽天証券です。
取り扱い銘柄も1銘柄の差が出ていますが、今回初めてつみたてNISAで購入できる銘柄は・・・どうなんだろうってしっかり確認しました。

 

債券、リートセクターってつみたてNISA対象になってないんですね。

 

SBI証券と楽天証券しか確認をしていませんが、取り扱い銘柄は国内株式、国際株式、バランスファンド(ミックスアセット)の3セクターです。

 

つみたてNISAの対象商品 : 金融庁

金融庁のサイトも確認しましたが、やはり結果は同じですね。これだと現在のような14銘柄の分散した積立設定は、つみたてNISAではできないということになりますね。もし債券セクターにもつみたてNISA内で投資をしたい場合、バランスファンドを購入する以外なさそうですね。

2020年のNISAの設定は・・・

今回、つみたてNISA対象の銘柄でこれまでのように10セクターの積み立て投資ができるか確認しましたが、結果としては「できない」という結論のようですね。

 

個人的にはNISAの恒久化が一番望ましいということになります。2020年のNISAについて、つみたてNISAへの変更も検討しましたが、やはりSBI証券のNISAを継続で、ロールオーバーを行うということに落ち着きそうです。

 

ただ、これってNISAの恒久化見送りのため2023年に終了の迫る中、単なる答えの先送りですね。NISAの恒久化が行われないのであれば、将来的にはつみたてNISAへ移行しないと非課税枠は使えませんし。

 

これまでに初心者向けの本やサイトなのでも株式と債券の比率を見聞きしてきましたが、つみたてNISAに債券セクターがないのは、20年の長期投資を念頭に考えると債券は不要ってことなんですかね?国内・米国・欧州・新興国の4セクターの株式100%でつみたてNISAの設定をすることになるのは、なんとなく漠然とした不安があります。もちろん、つみたてNISA枠で株式100%で、特定口座で債券を買っているっていう方もいるでしょうけどねぇ。

 

さてさて、困りましたね。2023年までにつみたてNISAの対象銘柄に債券セクターとかリートセクターも入れてくれないかなぁ。NISAの延長、恒久化の議論復活でもいいですけど。しばらくはNISAを継続しつつ、今後どうなるのかを様子見します(*´ω`*)