じゅん@投資家志望の投資日記

40代、資産運用に興味ある既婚リーマン。株、投資信託、純金・白金積立、外貨預金、ふるさと納税、ロボアドバイザー、クラウドファンディング等いろいろやってるブログです。

THEO[テオ]実績公開中。2022年3月運用レポートが公開されました


こんばんは。 

THEOさんから3月度の運用レポートが届きました。

「ロシア」「ウクライナ」に関係する内容の可能性がある記事です、との記載がWEBにありましたが、2月末からもう2ヶ月が経ちますね。すぐに終わると思っていたのに、こんなに長引くとは・・・。正直、終わり方が見えないですね。

さてさて、毎月1回のTHEOの運用レポートを確認します。

 

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2022年3月運用レポート

 

グロース・ポートフォリオ(LGP)

 

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3つの機能ポートフォリオのうち、成長株式を中心として組み入れているグロース・ポートフォリオは米ドルベースで+1.18%の上昇、円ベースでは+7.09%の上昇となりました。

3月の世界株式市場は総じて上昇しました。上旬は、ロシアによるウクライナ侵攻を受けて主要国市場は軟調に推移しました。しかし、月後半にはFRB(米連邦準備制度理事会)が金融引き締めに積極的な姿勢を示し金融政策への不透明感が払拭されたことで米国株は反発、欧州株、日本株もこれを好感して上昇に転じました。中国株は新型コロナウイルスの感染拡大に伴うロックダウンが実施されたことなどから下落しました。

米ドルは対円で大きく上昇しました。FRBによる金融引き締めへの積極的な姿勢が強まる一方、日銀は金融緩和を維持する動きを見せたため、日米金利差が拡大するとの見方から米ドルは対円で大きく上昇しました。

 

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地域別の寄与度では、米国株式が+1.91%、欧州株式が+0.03%、日本株式が-0.19%となり、米国が大きくプラス寄与する結果となりました。

 

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米国株式の中では、大型成長株が+0.76%、大型バリュー株が+0.67%と大型株の寄与が大きくなっています。新興国株式では中国株式が-0.47%のマイナスとなりました。(寄与度は米ドルベース)

これに加え、為替がドル高円安方向に動いたことが円ベースのリターンに大きくプラス寄与しています。

なお、4月に入ってからのリアロケーションによるポートフォリオの変更はありません。

「THEOグリーン」のグロース・ポートフォリオ

 

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グロース・ポートフォリオのグリーン(ESG関連銘柄)は米ドルベースで+1.40%の上昇、円ベースでは+7.33%の上昇となりました。

ウクライナにおける戦争が長期化する中、世界株式市場は各国中央銀行の政策などを織り込みながら米国大型株を中心に全体としては上昇しました。
ポートフォリオで組み入れているESGに着目したETFも株式市場に概ね連動する形で上昇しましたが、特に米国の大型株が上昇したことがプラス寄与となっています。

なお、4月に入ってからのリアロケーションによるポートフォリオの変更はありません。

 

ウクライナにおける戦争が長期化する中、月後半に米国大型株を中心に上昇。

 

10月運用レポートからTHEOグリーン版が掲載が始まりました。

2月はドル建て、円建てどちらもマイナス推移となっていましたが、3月度はようやくプラス推移となりました。

 

グロースセクターはドル建てでは1.18%、円建てでは7.09%に対して、THEOグリーンではドル建てでは1.40%、円建てでは7.33%とのこと。下落局面の1月、2月は2ヶ月連続でグロースセクター > THEOグリーンとなっていしたが、上昇局面の3月はグロースセクター < THEOグリーンとなっているようですね。来月も気にして確認しましょう。

 

THEOグリーンモードを選択しているため、今日時点のポートフォリオでは、米国の大型の割安株ESG株のNULV、米国ESG株のSUSA、北米を除く先進国ESG株のESGD、新興国全体のESG株のESGE、米国の中型の成長ESG株のNUMG、米国の大型株の成長ESG株のNULG、性別の多様性を実現している米国の大型株のSHEの7銘柄を保有しています。

保有している銘柄のラインナップは先月から変わっていません。

インカム・ポートフォリオ(ICP)

 

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安定した資産成長を目指すため債券を中心に組み入れているインカム・ポートフォリオは米ドルベースで-2.86%の下落、円ベースでは+2.82%の上昇となりました。

ウクライナ情勢への不透明感は依然残るものの、停戦交渉への期待や、原油価格の急騰が一巡したことなどから市場の不安定さは若干後退しました。一方で、インフレ加速を示すデータが発表されたことなどからFRB(米国連邦準備制度理事会)は予想通り0.25%の利上げを実施しました。同時に、ウクライナ情勢や供給制約等から目先の経済見通しを下方修正しつつも、景気は底堅いとの認識から金融引き締めへの積極的な姿勢を示しました。これを受けて、債券価格は下落(利回りは上昇)しました。

米ドルは対円で大きく上昇しました。FRBによる金融引き締めへの積極的な姿勢が強まる一方、日銀は金融緩和を維持する動きを見せたため、日米金利差が拡大するとの見方から米ドルは対円で大きく上昇しました。

 

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ファンドパフォーマンスへの寄与度としては、米国超長期国債が-0.94%、米国7-10年国債は-0.70%のマイナス寄与となりました。米国以外の国債も-0.38%のマイナスとなりました。国債以外にも、米国モーゲージ証券が-0.49%のマイナス寄与となるなど全体的にマイナス傾向となりました。(寄与度は米ドルベース)

一方で、為替がドル高円安方向に動いたことが円ベースのリターンに大きくプラス寄与しています。

なお、4月に入ってからリアロケーションを行い、米国7-10年国債の組み入れ比率を減らして米ドル建て社債の組み入れを増やすなどのポートフォリオの調整を行いました。

 

FRBの利上げ、金融引き締めへの積極的な姿勢を受け債券価格は下落

 

インカムセクターもドルベースはマイナス推移、円ベースはプラス推移となっています。円安の効果での影響でしょうね。3月は米ドル建てで△2.86%に対し、円建てでは2.82%となっています。

 

現在、米ドル建ての残存0-5年のハイイールド社債のSJNK、住宅ローン担保証券のVMBS、米ドル建ての残存期間1-3年の投資適格債のSPSB、残存期間10年超の米国債のSPTL、米ドル建ての投資適格債のSPAB、先進国国債のBWX、残存期間7-10年の米国債のIEFの6銘柄を保有しています。

VGITがいなくなり、SPAB、IEFが今月は増えました。

インフレヘッジ・ポートフォリオ(IHP)

 

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物価変動による影響から資産を守る目的のインフレヘッジ・ポートフォリオは米ドルベースで+3.48%の上昇、円ベースでは+9.53%の上昇となりました。

3月の現物資産市場は、ウクライナでの戦争が長期化し各国のロシアへの制裁が強まる中、全体として上昇しました。原油価格はロシアに対する経済制裁に伴う需給悪化懸念などから上昇しました。金、銀などの貴金属は投資家のリスク回避姿勢を背景に上昇しました。不動産は米国の金利上昇やウクライナ情勢などを受けて1月から軟調に推移していましたが、3月に入ると買い戻しが入り上昇しました。

米ドルは対円で大きく上昇しました。FRBによる金融引き締めへの積極的な姿勢が強まる一方、日銀は金融緩和を維持する動きを見せたため、日米金利差が拡大するとの見方から米ドルは対円で大きく上昇しました。

 

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このような環境下、ファンドパフォーマンスへの寄与度では、米国不動産関連株式が +2.03%のプラス寄与となりました。エネルギー関連株式も原油価格の上昇などを受けて+0.74%のプラスとなったほか、クリーンエネルギー関連株式もプラス寄与となりました。(寄与度は米ドルベース)
これに加え、為替がドル高円安方向に動いたことが円ベースのリターンに大きくプラス寄与しています。
インフレヘッジ・ポートフォリオの参照指数である輸入物価指数は前月比+3.3%の上昇となっています。

なお、4月に入ってからリアロケーションを行いましたが、ETFの組み入れ比率に大きな変更はありませんでした。

 

原油価格はロシアに対する経済制裁に伴う需要悪化懸念などから上昇。金、銀などの貴金属も投資家のリスク回避姿勢を背景に上昇。

 

インフレヘッジ・ポートフォリオは、米ドルベースで3.48%、円ベースでは9.53%の上昇となりました。先月に引き続き、インフレヘッジセクターはドル建て、円建てのどちらも上昇しています。ただ、ポートフォリオでは1割程度で推移しているので、ほとんど影響はありません。

 

現在、米国リート・不動産株のXLRE、金のIAU、物価連動国債のVTIP、エネルギー関連株式のIXCの4銘柄となっています。インフレセクターの保有銘柄も前月と変わりありません。

各機能ポートフォリオの累積収益率

 

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円建てとドル建ての両方の資産収益率の比較です。 

円安の影響を感じる比較ですね。

 

※上記の各機能ポートフォリオのパフォーマンス及び運用状況に係るコメントは、当月1ヶ月間を通じた弊社モデルポートフォリオに対するものです。お客様のポートフォリオにおける各機能ポートフォリオ部分は、モデルポートフォリオに基づき運用されます。モデルポートフォリオのパフォーマンスは、運用報酬控除前、税金・取引手数料控除前で計算されています。THEOのお客様のポートフォリオのパフォーマンスは、運用報酬控除後、取引手数料は無料で計算されます。また、月中の入出金や資産残高によっても、そのポートフォリオはモデルポートフォリオとは異なりますので、その運用結果は同一とはなりません。その旨ご留意ください。

 

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