じゅん@投資家志望の投資日記

40代、資産運用に興味ある既婚リーマン。株、投資信託、純金・白金積立、外貨預金、ふるさと納税、ロボアドバイザー、クラウドファンディング等いろいろやってるブログです。

THEO[テオ]実績公開中。2019年5月運用報告書を受領しました


こんばんは。

以前にちらっと書いていましたが、5月運用報告書がお知らせに届いていました。毎月のレポートとは違い、この運用報告書は半期に1度となっています。当初は毎月報告書を出してくれていたんですけどね・・・。

期間:2018/12/01~2019/05/31の報告書となります。今回も47ページにわたる報告書になります。

2019年5月運用状況レポート

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グロース・ポートフォリオ(LGP)

下落した株式市場において、5月末までの半年間で、グロース・ポートフォリオはドル建てで0.013%のプラス、円建ては円高の影響を受け4.54%のマイナスとなった。この間、悪化する貿易戦争の影響を受けた保有銘柄は、米国中型グロース株、アジア太平洋株、インド株を除き全てマイナスであった。

12月は、貿易摩擦、低成長、米国政府機関閉鎖のリスクにより米国市場をきっかけとした世界株式市場の大幅な下落が起き、ポートフォリオはこの半年間において最大のマイナスとなった。先進国株が多大なマイナスの影響を及ぼした一方、新興国株全体からの影響は比較的小さく、その中でもインド株とメキシコ株は上昇しプラスだった。

1月に入り米中貿易摩擦の緩和やFOMCの利上げへの慎重な姿勢により相場は12月から急回復し、ポートフォリオはこの半年間で最大のプラスとなった。保有銘柄内で米国株が他の全ての先進国株を上回る寄与をもたらし、さらに欧州株、日本株、アジア太平洋株が寄与をもたらした一方、新興国からの寄与は低水準だった。

2月の株式市場は、好調な米国経済指標、FRBによる利上げ停止の決定、また米中間の貿易交渉の進展が支えとなり、ポートフォリオは上昇基調を継続した。米国株と欧州株が大きな寄与をもたらしたが、アジア太平洋の先進国株からの寄与は小さく、新興国は中国を除きほぼ全てがマイナスだった。

3月には、年内利上げ見送りという予想外のFRB決定により米国グロース株が上昇したが、ポートフォリオの中で大きな割合を占める米バリューETFは比較的横ばいだった。同様に新興国株は概ね緩やかに上昇した中で、目立ったプラス寄与を残したのは、金利の低下と選挙に対する不透明感の後退によって引き起こされた買いにより上昇したインド株のみだった。

4月には好調な中国と欧州の経済指標や米国の企業決算が発表され、世界的に株価が上昇し、リスク資産への選好姿勢が強まり、その影響を受けたポートフォリオは好調だった。保有銘柄内ではドイツ株と米国グロース株が最も好調だった一方、アジア太平洋地域は小さな寄与に留まった。新興国株からの寄与はまちまちだった。

5月は加速する貿易戦争と鈍化する中国の経済成長の影響があり、当月最大の寄与をもたらしたインドと上昇したオーストラリアを含むアジア太平洋株(除く日本)以外の、大半の保有銘柄はマイナスであった。

インカム・ポートフォリオ(ICP)

高まる貿易戦争への懸念により引き起こされた質への逃避や下り調子の米金利の影響によりインカム・ポートフォリオはこの半年間においてドル建てで7.98%、円建てで3.01%のプラスをもたらし、このパフォーマンスは機能ポートフォリオ内最大であった。

12月は株式市場の急落による質への逃避が続き、米国国債の価格が高水準へ押し上げられた。反対に、信用スプレッドが約三年間で最も拡大し、米国ハイイールド債の下落は加速した。高騰した米国国債の影響を受けたポートフォリオは好調であったが、円高の影響により円建てではマイナスとなった。

1月に入り一時、利上げ停止の可能性により株式市場は強く反発し、リスク選好の姿勢が観測された。これにより、ハイイールド債の価格は急騰した。このFOMCの姿勢はまた、米国短・中期金利の下落、米国国債価格の上昇の要因になり結果、当月のポートフォリオは上昇基調を保った。

2月は株式やリスクの高い資産が上昇したことで米国国債が売られ金利が上昇したが、FRBの利上げ停止を受け、短期金利の上昇は比較的抑制された。この相反する効果を受けた当月のポートフォリオはほぼ横ばいだった。

3月には年内は利上げを見送るという予想外のFRBの決定により、米国金利は大幅に低下し、債券価格は長期債を中心に上昇したが、信用力の低い債券は反発した後に後退した。全体的に好調であった米国債からの大きな寄与によって当月のポートフォリオは好結果を残した。

4月は前述の世界的な株式の上昇でリスク選好姿勢が戻り、信用力の低い債券の価格は上昇したが、安全性が高い債券は売られて価格が下落し米国金利が上昇した。しかし、長期金利が上昇した一方でFRBのハト派姿勢やインフレ率の低さから短期金利の上昇が抑制されたため、イールドカーブのスティープ化が強まった。これによりハイイールド債、信用リスクのある債券が大きな寄与をもたらしたが、下落した米国債がその寄与を相殺する形になり、ポートフォリオは横ばいに終わった。

5月には株式市場の下落により安全な米国国債への逃避が起こった結果、ドルイールドカーブは大きな下方シフトを記録し、クレジットスプレッドは昨年12月の水準まで拡大した。加速する質への逃避の中、急騰した米国債、他国債、信用度の高い米社債、長期債がポートフォリオに大きな寄与をもたらしたが、円建てではマイナスとなった。

インフレヘッジ・ポートフォリオ(IHP)

この半年間でインフレヘッジ・ポートフォリオは円建てで0.52%、ドル建てで5.32%のプラスだった。好調だった米国不動産、インフラ、及びリスク逃避により上昇した金がポートフォリオに寄与をもたらした。

12月は、原油が、経済成長鈍化の予測により下落した株式市場の影響を受け下落し、現物資産関連株も共に下落しマイナス寄与もたらした。一方、質への逃避や金利の低下に影響された米国物価連動債や貴金属がプラスだったが、当月のポートフォリオはマイナスだった。

1月に入り米国株式市場の回復を受け世界的にリスクオン姿勢が強まり、コモディティや不動産価格を押し上げた。更に、米国短・中期金利が低下したことから、リスクオンの局面で売られることが多い米国国債や貴金属も上昇した。その相乗する寄与の結果、当月のポートフォリオは半年間で最大の寄与を示した。

2月は、継続した米国株式市場の好調が、原油や他のコモディティ、現物資産関連の追い風となり大きな寄与をもたらした。また、サウジの生産抑制方針の発表も原油の更なる上昇要因となった。一方、米国金利の上昇、リスク回避姿勢の後退によって米国物価連動債や貴金属の下落が起こったが、前述の寄与により当月のポートフォリオはプラスであった。

3月は米国金利の低下によって米国債券が上昇、また米国株が上昇した結果、現物資産関連の株式も上昇したが、コモディティは、高まるリスク選好を受け下落した貴金属を除き、静かな月であった。当月のポートフォリオは上記の要因に押された米国REITからの大きな寄与があり上昇した。

4月に米大統領がイラン産原油の輸入国に対する経済制裁適用除外終了を発表した後、原油価格は急騰した。コモディティ及び好調の株式市場に押されたインフラや林業関連株がプラスだった一方、3月同様貴金属は下落した。保有銘柄内の少量を占める原油を除き大きな動きのなかった当月のポートフォリオは横ばいだった。

5月中は貿易戦争が世界経済の成長を阻むという恐れが、物価、特に原油と工業用鉄、を下落させた。更には、実物資産関連の銘柄は下落する株式市場と共に下落したが、市場内で高まるリスクに押され、金と米国債は好結果を残した。コモディティ及び,原油は特に大幅に下落した一方、低金利の影響により米国物価連動債はプラスであった。市場の混沌に影響された当月のポートフォリオはマイナスとなった。

これまでも確認をしてきていた、毎月の月間運用レポートのまとめのような報告書です。12月から5月から各月の動きが簡単に説明されています。この半年を数字を含めて最初の1行で説明してあります。

その後、取引明細(証券売買)、残高明細(証券)、残高明細(金銭)、受取分配金明細、運用報酬明細とこの半年の間の明細書続きます。前回の11月の運用報告書でも書いたと思いますが、半期の累計くらい計算して載せてほしいなぁ。

確定申告の時期に今年こそはコツコツ毎月整理しようって思いながら、何も手を付けずに半期が終わってしまいました。自分のExcelシートを確認することはできるのですが、確定申告の際にまた転記するのが骨が折れますねぇ。

この半年で4ページにわたる取引明細、5ページにわたる受取分配金明細となっています。また確定申告の際に苦しい思いをしましょうかね(笑)。

 

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