こんばんは。
最近は~PayのQRコード決済が乱立していますよね。自分が使っているものでもPayPay、LINE Pay、楽天ペイ、d払いと4つもあります。
ふとネットを見ていたら、ちょっと気になる新しい~Payサービス。
QUOカードPayですって。QUOカードPayなんてサービスが始まっていることを知らなかったのですが、QUOカードは株主優待なんかでときどき送られてきますよね。毎回500円ずつとか、すごく少額ですが株主優待で自分も受領しています。
これまで手元に持っているQUOカードをアプリにまとめられたり、株主優待で頂くQUOカードをURLに置き換えられたら便利だと思ってちょっと調べてみたのですが・・・。
QUOカードPayって
今回のQUOカードPayはカードがそっくりURLに置き換わるイメージですね。カード版であれば、カードを受け取ってお店に提示していたものが、デジタル版であれば、URLからスマホ等に表示されてるQRコードをお店に提示するようなるみたいですね。
もちろん、これまで通り個人情報、クレジットカード情報、銀行口座等一切不要です。
もしかして、今まで頂いていたお財布に眠っているQUOカードもこのアプリ上に取り込んで利用することができたりするのかなぁって思いましたが、
※カードタイプのQUOカードの残高を移行することはできません。
※QUOカードPayはカードタイプのQUOカードとは異なるスマートフォン専用サービスです。
あっさりと否定されました。これからの新サービスのようですね。QUOカードとQUOカードPayは全くの別物のようです。
購入できないものがある
一部利用除外商品がございます。
これらの代金のお支払いにはご利用いただけませんのでご注意ください。
・公共料金、通信販売等収納代行サービス
・プリペイドカード
・切手、印紙
・タバコ
・チケット
・その他当社、又は取扱店が指定した商品など
公共料金等、また切手、タバコ等ですね。あまり使う機会がなく、お財布の中に貯まっているのも主にここによりますね。コンビニで買うものは主にタバコですから(笑)。
ただ、これはカード版QUOカード同様です。
QUOカードPayは株主優待には向かない?
株主優待でQUOカードを受領するときには、いつも株主関係書類と一緒にQUOカードが同封されていますが、この郵送代も馬鹿にならないなぁと思っていました。仮に今後、優待で頂くカードも今後QUOカードPayになれば、便利になるじゃないか、書類はPDF化、QUOカードはこのデジタル版QUOカードPayにすれば、URLをメール送付で済んでしまうのでコスト削減になるんじゃないかと淡い期待をしていたんですが・・・。
FAQを見て株主優待でもらうとしたら、現状のQUOカードの方が望ましい点がいくつもありました。
使えるお店の差
平成31年3月26日からスタートしたQUOカードPayですが、現在導入済みとなっているのは上記ローソン、ナチュラルローソン、ローソンストア100の3つのようです。
今後は順次拡大予定となっていて、サンドラッグ、ドラッグトップス、Vドラッグ、トモズ、東急ハンズ、有隣堂、上島珈琲店が導入予定となっています。
QUOカードはもともと、コンビニエンスストア、ドラッグストア、ファミリーレストラン、カフェ、ガソリンスタンド、書店、音楽・映像・書籍専門店、トイショップ、ゴルフショップ、ホームセンター、ホテル、ステーショナリーショップと様々な業態の店舗で利用可能です。
コンビニだけを見ても、セブンイレブン、ファミリーマート、ローソン、ポプラ等が使えるQUOカードに対して、QUOカードPayはまだローソンだけですしね。
まだサービスが始まったばかりなので、この比較はちょっと厳しいですが、デジタル版の場合、単純に利用できる店舗が減るというデメリットがありますね。
有効期限の差
【QUOカード】有効期限はありますか?
現在発行しているQUOカードにつきましては有効期限はございません。
【QUOカードPay】有効期限はありますか?
有効期限がございます。QUOカードPayの有効期限は、バリューコードの発行日(発行日を含みます。)から3年を経過する日までとします.※ ただし、一部のバリューコードは、有効期間が3年未満となる場合があります。有効期限が経過したバリューコードはご利用できません。
今まで株主優待で頂いたQUOカードは特に有効期限の記載はありません。上記の通り、現在発行しているカード版は有効期限がないのに対して、デジタル版のQUOカードPayは有効期限が3年と定められています。
有効期限の定めがあるものよりも定めがないものの方が利便性はありますよね。システム上仕方がないのかもしれませんが、こちらもデジタル版の方がデメリットですね。
発行手数料の差
【QUOカード】1,000円以下のスタンダードカードの希望小売価格が額面金額よりも高いのはなぜですか?
1,000円以下のスタンダードカードはカード製造にかかわるコストの一部をお客様にご負担いただいております。ご理解のほどよろしくお願いいたします。
スタンダードカード500円券(希望小売価格530円) = ご利用可能額:500円 + カード製造コスト等:30円
スタンダードカード1,000円券(希望小売価格1,040円 = ご利用可能額:1,000円 + カード製造コスト等:40円
【QUOカードPay】購入時にどのような費用がかかりますか?
額面金額のほかに、額面代金に対して6%の発行手数料(税別)がかかります。商品代金振込時の振込手数料もお客様ご負担となります。
QUOカードを購入したことがないので、よく分からないのですが、カード版では1,000円以下のスタンダードカードに対しては、額面金額に別途カード製造コストが載せられて販売されているようですね。それに対して、デジタル版では額面代金に対して6%も発行手数料が発生するとのこと。
カード版の1,000円とデジタル版の1,000円では、デジタル版の方が発行手数料が高くなるというデメリットです。
QUOカードPayのメリットは?
このQUOカードPay、贈る側、貰う側ともにデメリットしかないような・・・。カードからアプリに置き換わるだけでここまで条件が悪くなるなら利用する選択肢はない気がしますが・・・。もし株主優待で、QUOカードかQUOカードPayが選択できるような状況だったら、迷わずカード版を選びますね。
QUOカードPayのメリットはURLが開ければ、送信手段は問わない点くらいでしょうか。
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こんなキャンペーンが行われていたので、とりあえず申し込みだけはしてみましたけどね(*´ω`*)