こんばんは。
さてさて、またまた貯まっていた運用報告書です。SBI証券の電子ポストにお知らせが届いていました。
ニッセイ-ニッセイ/パトナム・ユーロインカムオープンから運用報告書が交付
2019年5月15日決算です。中身をサクッと確認します。
ニッセイ-ニッセイ/パトナム・ユーロインカムオープン
運用経過
騰落率:△1.3%
ニッセイ/パトナム・ユーロインカムオープンは2018年1月より積み立てを開始しています。現在保有している24銘柄の中で成績は下から3番目。前回の11月の決算の際は下から7番目だったので順位的にはしっかりと下がっています。それでも含み損は△7.0%から△3.0%と回復してはいるようです。騰落率は前回も△2.8%から△1.3%と少しだけ改善しています。それでもマイナス推移には変わりありませんけどね。しばらくコツコツ積み立てを継続しつつ様子見です。
主な変動要因
基準価額の主な変動要因
当作成期はブレグジット(イギリスの欧州連合(EU)離脱)交渉の不透明感や欧州景気の減速懸念の高まりなどを背景に投資家のリスク回避姿勢が強まり、ドイツやイギリスの金利が低下(債券価格は上昇)した一方で、ユーロやイギリス・ポンドが対円で下落したことなどから基準価額は下落しました。
欧州債券型の投資信託なので、欧州株式が下がった場合に相対的に上がればいいなぁって感じでポートフォリオに組み込んでいます。ただ今回もリスク回避姿勢から、金利の低下=債券価格の上昇までは思った通りの動きなんですが、ユーロやポンドが対円で下落したことから最終的には基準価額は下落。日本円ベースで考えるとどうしても仕方がないですね。
今後の運用方針
■当ファンド
引き続き、マザーファンド受益証券への投資を通じて、実質的に主にユーロ建ての多種多様な債券(欧州の国債、政府機関債、モーゲージ証券、投資適格社債、ハイイールド社債等)に投資することにより、セクター・銘柄を選択し、幅広く分散投資することで、中長期的に安定した収益の確保および信託財産の成長を図ることを目標に運用を行います。
■マザーファンド
欧州経済については、フランスのデモの影響やドイツにおける製造業の軟調さにも関わらず両国で内需の底堅い伸びが確認されるなど、域内における需要の強さは引き続き支援材料になると考えています。一方で、世
界的に景気が鈍化する中で輸出セクターを中心に減速感が見られることについては引き続き注意が必要です。金融政策については、現在の方針が維持されると予想される一方で、ECBのドラギ総裁の任期が10月に切
れることから後任への移行問題について注視していきます。今後の運用については、金利変動リスクの大きさを示すデュレーションは対ベンチマーク比でやや短めとしていますが市場動向に応じてポジションを調整します。国・地域別配分は、対ベンチマーク比で現在はイギリス、イタリア等を多め、ドイツ、フランス等を少なめとしていますが機動的に調整を行います。債券種別配分は、ハイイールド社債の組み入れを継続するとともに対ベンチマーク比で投資適格社債の組み入れを多め、政府・国際機関債等の組み入れを少なめとする方針です。
1万口当たりの費用明細
今回の運用報告書の期間は2019年11月16日~2018年5月15日です。半年で実質コストは0.637%となります。2倍にすると1年間の実質コストということですね。年間で1.274%がコストとしてかかります。
毎月、1,477円の端数を積み立てを行っているパトナム・ユーロインカムオープンですが、2017年8月から定額を積み立て続けています。そろそろ丸2年といったところですね。現状は分配金も含めて、△2.5%程で推移していますが引き続き口数を増やすと思って積み立てを継続です。