こんばんは。
ニッセイ-<購入・換金手数料なし>シリーズの国内債券インデックスファンドとグローバルリートインデックスの2銘柄からの運用報告書が届きました。それぞれ2022年11月21日決算となっています。
いつものように中身をサクッと確認します。
ニッセイ-<購入・換金手数料なし>ニッセイグローバルリートインデックスファンド
運用経過
騰落率:△0.8%
現在SBI証券で保有している20銘柄中、成績は上から8番目。三菱UFJ国際-eMAXIS先進国リートインデックスからスイッチングして積み立てを継続していますが、現在はトータルリータン21.06%で推移しています。
前年の騰落率は43.9%とびっくりするような数字だったんですが、今年はマイナス推移となってしまいました。
主な変動要因
基準価額の主な変動要因
ベンチマークであるS&Pグローバルリートインデックス(除く日本、配当込み、円換算ベース)の動きに連動する投資成果を目標に運用を行った結果、当期の基準価額は下落しました。詳しくは後掲の「グローバルリート市況」をご参照ください。
グローバルリート市況
当期のグローバルリート市場は、期初にワクチン接種が新型コロナウイルス変異型(オミクロン型)の感染予防に効果があることが報じられ、不動産市況の先行きに対する過度な懸念が後退したことから上昇して始まりましたが、その後に発表された米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録の中で、金融引き締めに積極的な姿勢が示されると軟調となりました。2022年3月後半以降は、ロシアとウクライナの停戦交渉に進展期待が高まったことや原油価格の上昇に一服感が見られたことなどから一時センチメント(市場心理)は改善しました。しかし、4月下旬から10月中旬にかけては、米欧金融政策当局者から金融引き締めに積極的な発言が相次いだことや市場予想を上回る米消費者物価指数(CPI)、米連邦準備制度理事会(FRB)の大幅利上げなどが売り圧力となり下落する展開となりました。その後、当期末にかけては発表された経済指標等を背景にインフレ見通しが鈍化したことなどから上昇基調となりました。
昨年の見通し通り、米連邦準備制度理事会(FRB)の利上げにより下落する展開でした。
今後の運用方針
今後の運用方針■当ファンド
マザーファンド受益証券への投資を通じて、実質的に日本を除く各国の金融商品取引所に上場(これに準ずる市場で取引されているものを含みます)しているリートに投資することにより、ベンチマークの動きに連動する投資成果を目標に運用を行います。
■マザーファンド
日本を除く各国の金融商品取引所に上場(これに準ずる市場で取引されているものを含みます)しているリートを主要投資対象とし、ベンチマークの動きに連動する投資成果をめざして運用を行います。
1万口当たりの費用明細
2021年11月23日から2022年11月22日までの運用コストです。
信託報酬は0.297%以内/年となっていますが、売買委託手数料、その他費用等がかかり実質コストは0.357%/年。信託報酬以外にも掛かるコストはありますが、それでも割安に感じます。
ニッセイ-<購入・換金手数料なし>ニッセイ国内債券インデックスファンド
運用経過
騰落率:△3.8%
こちらもSBI証券で保有している20銘柄中、成績は下から3番目に低迷しています。
株式市場が不調なときは総じて上位にいることの多い国内債券インデックスファンドですが、直近は数少ない含み損銘柄となっています。現在はトータルリターンは△4.90%で推移中です。
主な変動要因
基準価額の主な変動要因
<上昇要因>
・2022年2月下旬から3月上旬にかけて、ロシア・ウクライナ情勢の緊迫化などを背景に金利が低下(債券価格は上昇)したこと
・ 7月から8月中旬にかけて、日銀による金融政策の現状維持が決定されたことや海外の景気減速懸念を受けて金利が低下したこと
<下落要因>
・ 2022年1月から2月下旬にかけて、米国の利上げ観測が高まったことなどから金利が上昇したこと・ 8月中旬から10月中旬にかけて、パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長による金融引き締めに前向きな発言や欧州中央銀行(ECB)の利上げを受けて金利が上昇したこと
話題の中心は新型コロナウイルスから米国の利上げにシフトしましたね。金利差にによる債券価格の上下は健全かもしれませんね。
今後の運用方針
今後の運用方針
■当ファンド
マザーファンド受益証券への投資を通じて、実質的に国内の公社債に投資することにより、ベンチマークの動きに連動する投資成果を目標に運用を行います。
■マザーファンド
引き続き、クオンツモデルに基づき、ベンチマークの動きに連動する投資成果を目標に運用を行います
1万口当たりの費用明細
2021年11月23日から2022年11月21日までの運用コストです。
信託報酬は0.132%以内/年となっていますが、売買委託手数料、その他費用がかかり実質コストは0.133%でした。他の保有銘柄より格段にコストの安いファンドとなっていますが、含み損圏内で推移している状態です。
引き続き、こつこつと積み立てを継続するのみです!!
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