こんばんは。
10月1日から消費税が8%から10%に上がりますね。それに合わせて、もうご存知のようにキャッシュレス・消費者還元事業が始まります。キャッシュレス手段を使ったポイント還元を支援する事業のことです。
個人的にキャッシュレス・消費者還元事業の内容を確認した際のサイトを備忘録でまとめました。これを読んでもらえば、奥様にも分かりやすいかなって思ってます。
ポイント還元制度とは、対象店舗でキャッシュレス決済制度を使って支払いを行うとポイント還元が受けられる制度です。
原則として、購買金額の5%、フランチャイズチェーン傘下の中小・小規模店舗等では2%が還元されます。
キャッシュレス消費者還元事業
まずはキャッシュレス消費者還元事業のホームページです。ここから基本的な情報は得ることができます。
対象店舗を検索する
対象店舗を現在地から探すことができます。2%還元、5%還元のお店のそれぞれの対象店舗を、利用できる決済手段別に確認することができます。
利用できるキャッシュレス決済を検索する
登録されている消費者向けサービスを探す | キャッシュレス消費者還元事業
ポイント還元制度が利用できるキャッシュレス決済を確認することができます。
クレジットカードのA型決済事業者一覧 | キャッシュレス消費者還元事業
対象となるクレジットカード/デビットカードはこちらから検索できます。ポイント還元制度が利用できるクレジットカード/デビットカードかどうかは一度確認をしないといけませんね。
電子マネー・QRコード決済等のA型決済事業者一覧 | キャッシュレス消費者還元事業
対象となる電子マネー・QRコード決済等はこちらから検索できます。今回検索して初めて知りましたが、どれだけ電子マネーは乱立しているんですかって感じです。さらっと数えましたが、190件ほどありました。
QRコード決済も34件。日本中にいろんな規格が乱立しているんですね。
Kyashのヘルプサイト
キャッシュレス・消費者還元事業に関するよくある質問 – Kyash HELP
クレジットカードについてはどこもあまり変わりはなさそうですが、Kyashは奥様とも利用をしているので確認。
還元ポイント数
Kyash通常還元(リアルカード発行済の場合、1%、未発行の場合、0.5%) + 購買金額の5%、フランチャイズチェーン傘下の中小・小規模店舗等では2%。
還元のタイミング
売上が確定したお取引に対し、1日1回まとめて付与。
還元の上限
1ヶ月あたりの付与上限は、5万円相当額までのポイント。
(ただし、現在Kyash Visaカードの上限金額は12万円。)
主要な電子マネーのヘルプサイト
Suica
JRE POINT ポイント還元キャンペーン JR東日本の共通ポイントサイト - JRE POINT
還元ポイント数
購買金額の5%、フランチャイズチェーン傘下の中小・小規模店舗等では2%。
還元のタイミング
利用月翌月の上旬にまとめて還元。
還元の上限
Suicaはチャージされた金額の範囲内でしか決済ができないため、チャージ額にポイント還元率をかけたものが、還元ポイントの上限。
PASMO
PASMO(パスモ)キャッシュレスポイント還元サービス|詳細
還元ポイント数
購買金額の5%、フランチャイズチェーン傘下の中小・小規模店舗等では2%。
還元のタイミング
集計期間に応じて3ヶ月分がまとめて還元。
第一期 2019年 10月 〜 12月分は1月、第二期 2020年 01月 〜 03月分は4月、第三期 2020年 04月 〜 06月分は7月。
還元の上限
一集計期間の還元額の上限は20,000円。
nanaco
「キャッシュレス・消費者還元事業」について|電子マネー nanaco 【公式サイト】
還元ポイント数
購買金額の5%、フランチャイズチェーン傘下の中小・小規模店舗等では2%。
還元のタイミング
利用月翌月の15日にまとめて還元。
還元の上限
お支払い1回あたりの還元額は、最大2,500ポイント。(5%還元のお店でチャージ上限額50,000円分をご利用の場合)
WAON
キャッシュレス・消費者還元事業 | 電子マネー WAON [ワオン] 公式サイト
還元ポイント数
購買金額の5%、フランチャイズチェーン傘下の中小・小規模店舗等では2%。
還元のタイミング
対象加盟店での当月1日~末日までのご利用分を集計し、まとめて翌月20日頃にWAON(電子マネー)で還元。
還元の上限
1ヶ月間(毎月1日~月末)で還元される上限は15,000WAON(電子マネー)。
楽天Edy
電子マネー「楽天Edy(ラクテンエディ)」 | 楽天Edyでキャッシュレス! | 楽天Edyご利用で最大5%還元のご案内(消費者還元事業)
還元ポイント数
購買金額の5%、フランチャイズチェーン傘下の中小・小規模店舗等では2%。
還元のタイミング
支払日から30日をめどに専用の機械・楽天Edyアプリなどで受け取りが必要。
※お支払いから、還元分のEdyの付与までに30日以上かかる場合あり。
※受け取り期限を過ぎると還元分のEdyが受け取れなくなり無効。
還元の上限
お支払い1回あたりの還元額は、最大2,500円分。(50,000円分のお支払いで5%還元のお店でご利用の場合)
主要なQRコード決済のヘルプサイト
PayPay
一般のお客様向け|キャッシュレス・消費者還元事業 - PayPay
還元ポイント数
PayPay利用特典による還元(PayPay残高、Yahoo!マネー 3%、Yahoo!カード 3%、その他のクレジットカード 0.5%) + 購買金額の5%、フランチャイズチェーン傘下の中小・小規模店舗等では2%。
還元のタイミング
原則としてどちらの還元も決済の翌月20日前後にPayPayボーナスを付与。
還元の上限
PayPay利用特典による還元は「1回の支払いにおける付与上限」は15,000円相当、「1カ月の付与合計上限」は30,000円相当。
ポイント還元制度による還元は2万5千円相当/回、2万5千円相当/月。
Line Pay
LINE Pay - キャッシュレス・消費者還元制度で合計最大7%付与
還元ポイント数
LINE Pay「マイカラー」による LINE Payボーナス付与(0.5% ~ 2%) + 購買金額の5%、フランチャイズチェーン傘下の中小・小規模店舗等では2%。
還元のタイミング
「キャッシュレス・消費者還元制度」による5%ないし2%分の付与
QRコード決済、オンライン支払いの場合は、お支払いされた本人のLINE Payアカウントへ即時付与。
LINE Pay カード、QUICPay+の場合は、お支払いされた本人のLINE Payアカウントへ月末締め翌月に付与。
「マイカラー」によるLINE Payボーナス
QR/バーコード支払い、請求書支払い、オンライン支払いの場合:お支払いの当日~数日後に付与。
LINE Pay カード・Google Payの場合:売上確定の当日に付与。
クレジットカード決済の場合:お支払いの当日に付与
還元の上限
「キャッシュレス・消費者還元制度」の対象店舗における付与上限額は、LINE Payボーナス3万円相当/月。
「マイカラー」によるLINE Payボーナスの付与上限額はなし。
楽天ペイ
楽天ペイ:【キャッシュレス・消費者還元事業】楽天ペイアプリなら対象店舗で最大5%還元!
還元ポイント数
購買金額の5%、フランチャイズチェーン傘下の中小・小規模店舗等では2%。
還元のタイミング
利用月の翌々月末日に進呈。
還元の上限
消費者還元事業対象店舗(中小・小規模事業者が経営する対象店舗)は25,000ポイント/回、消費者還元事業対象店舗(中小・小規模事業者が経営するフランチャイズチェーン)は10,000ポイント/回。
要エントリーですが、こちらもチェックした方が良いですね。
メルペイ
メルカリからのお知らせキャッシュレス・消費者還元事業によるポイント還元のお知らせ
還元ポイント数
購買金額の5%、フランチャイズチェーン傘下の中小・小規模店舗等では2%。
還元のタイミング
メルペイコード払い:期間中、毎週月曜日に、前週の還元対象決済分のポイントを還元。
メルペイ電子マネー (iD) でのお支払い:期間中、毎月25日に、前月の還元対象決済分のポイントを還元。
還元の上限
毎月のポイント還元上限額は最大P30,000まで。
「メルペイコード払い」と「メルペイ電子マネー (iD) *」のそれぞれのお支払い方法にて、毎月最大P15,000までのポイント還元。
Origami Pay
https://origami.com/origami-pay/cashless-consumer/
還元ポイント数
Origami通常割引 + 購買金額の5%、フランチャイズチェーン傘下の中小・小規模店舗等では2%。
※「キャッシュレス・消費者還元事業」対象店舗の確認方法と2019年10月以降のOrigami通常割引の詳細については後日公表。
還元のタイミング
即時にお支払い金額から差し引かれて還元。
還元の上限
決済取引1件につき、2,000円までとなります。決済金額の5%(または2%)が2,000円を超える場合は、還元額の上限が還元率より優先。
10月から何がお得か試しながら利用します
色々なサイトのヘルプページを確認してみました。キャッシュレス決済、乱立しすぎですね(笑)。
個人的にいつも利用しているのは楽天ペイ、Origami Pay、PayPay、そしてKyashです。メインクレジットカードは楽天カードですが、楽天カード-Kyash、楽天カード-Kyash-PayPay、またはOrigami Payと紐つけているような場合は、店舗で利用した決済手段に消費者還元ポイント、その他がそれぞれの通常ポイントですね。
現段階だとPayPayの場合、楽天カードで1%、Kyashで2%、PayPayで0.5%の3.5%還元、Origami Payの場合だと同じく、楽天カードで1%、Kyashで2%、Origami Payで2%割引です。
PayPayだと楽天カードで1%、Kyashで1%、PayPayで0.5%、消費者還元ポイントが5%、または2%で4.5%ですかね。まだOrigami Payは通常割引がどうなるかが未発表のようですから、実際にスタートしてから何がどうお得なのかを比較検討していく必要がありそうですね。
消費税の軽減税率制度とは
ここまでポイント還元について書きましたが、そもそも今回の消費増税には軽減税率制度が設けられていますね。令和元年10月1日から、消費税及び地方消費税の税率が8%から10%へ引き上げられると同時に消費税の軽減税率制度が実施されます。
軽減税率が適用されるのは、次の対象品目の譲渡(販売)です。
- (1) 飲食料品
飲食料品とは、食品表示法に規定する食品(酒類を除きます。)をいい、一定の一体資産を含みます(注1)。
なお、外食(注2)やケータリング等は軽減税率の対象には含まれません。(注1) 一体資産とは、おもちゃ付きのお菓子など、食品と食品以外の資産があらかじめ一体となっている資産で、その一体となっている資産に係る価格のみが提示されているものをいいます。一体資産のうち、税抜価額が1万円以下であって、食品の価額の占める割合が2/3以上の場合に限り、全体が軽減税率の対象となります。
(注2) 外食とは、飲食店業等の事業を営む者が飲食に用いられる設備がある場所において行う食事の提供をいいます。
- (2) 新聞
軽減税率の対象となる新聞とは、一定の題号を用い、政治、経済、社会、文化等に関する一般社会的事実を掲載する週2回以上発行されるもの(定期購読契約に基づくもの)をいいます。
もともと飲食料品と新聞は軽減税率制度で8%で据え置きとなりますが、いつまで続くかは決まっていないようですね。
細かい線引きはこちらの画像が分かりやすかったです。
軽減税率についてはこちらのサイトも参考になりました。