こんばんは。
保有している投資信託から運用報告書が届きました。SMTシリーズの日本株配当貴族、米国株配当貴族の2銘柄です。SMTシリーズは全て2022年11月10日決算となっています。中身をサクッと確認します。
SMT 日本株配当貴族インデックス・オープン
運用経過
騰落率:5.1%
こちらは2017年4月より積み立てを開始しています。保有している21銘柄の中でトータルリターンは上から7番目。前期の騰落率は△3.7%でしたが、今回は5.1%とプラス推移しています。
それでも損益は21.62%と含み益圏内では推移しています。
主な変動要因
ベンチマークであるS&P/JPX配当貴族指数(配当込み)の動きを反映して基準価額は変動し、期末は期首比で上昇しました。
当期の国内株式市場は上昇しました。
欧米の中央銀行による金融引き締めへの警戒感から下落する局面もありましたが、米国の過度なインフレ懸念が後退したことやFRB(米連邦準備理事会)による今後の利上げペースが緩やかになることへの期待感などから米国株式市場が堅調に推移し、国内株式市場も期中にかけて上昇しました。その後は、米長期金利上昇の継続から米金融引き締めへの懸念が意識されて下落しましたが、米長期金利上昇に一服感が見られたことや、堅調な米国株式市場が下支えし、期末にかけては横ばいの展開となりました。
毎年恒例ですが、いつもの簡素な変動要因です。投資環境の欄に運用経過の説明の詳細が記載されています。久しぶりにコロナに言及のない年となりました。話題はコロナ禍から金利に変わっています。
今後の運用方針
今後の運用方針
日本株配当貴族インデックスマザーファンド受益証券への投資を通じて、主としてわが国の金融商品取引所等に上場している株式に投資し、S&P/JPX配当貴族指数(配当込み)に連動する投資成果を目指します。
1万口当たりの費用明細
今回の運用報告書の期間は2022年5月11日~2022年11月10日です。半年で実質コストは0.240%となります。2倍にすると1年間の実質コストということです。信託報酬は0.462%と記載されていますが、年間で0.466%がコストとしてかかるということですね。
SMT 米国株配当貴族インデックス・オープン
運用経過
騰落率:9.4%
こちらは日本株配当貴族と同時期に積み立てを開始しました。同じく21銘柄の中でトータルリターンは上から3番目。昨年の騰落率7.7%に対して、今回は9.4%とプラス推移となっています。配当貴族指数銘柄として日本と米国の2種類を購入したのに、依然として米国>日本の関係性が続いています。
同じ配当貴族指数の銘柄でも損益は日本株の21.62%に対して、米国株は45.53%と全く違った動きです。米国株配当貴族だけに絞っていたらよかったなぁという結果ですね。
主な変動要因
ベンチマークであるS&P500配当貴族指数(税引後配当込み、円換算ベース)の動きを反映して、基準価額は上昇しました。
米国株式市場は、インフレ高進を受けてFRB(米連邦準備理事会)が金融引き締めを加速させるとの警戒感が強まったことなどから2022年6月中旬にかけて下落しました。その後は、4-6月期の決算が概ね市場予想を上回ったことや、インフレ指標の伸び鈍化を受けて利上げペースが減速するとの見方が強まったことなどから上昇しました。しかし、8月半ば以降は、FOMC(米連邦公開市場委員会)参加者の政策金利見通しが積極的な利上げ継続を示唆する内容であったことなどから、過度な金融引き締めによる景気後退リスクが意識されて軟調に推移しました。
外国為替市場では、日本の貿易収支の悪化や日米金利差拡大などを背景に円安・ドル高が進行しました。
こちらも日本株配当貴族と同様にS&P500配当貴族指数の動きを反映して、と簡単に書かれていますが、同じく運用経過の説明には詳細に書かれていました。こちらもコロナではなく金利が話題の中心ですね。
今後の運用方針
今後の運用方針
米国株配当貴族インデックスマザーファンド受益証券への投資を通じて、主として米国の金融商品取引所等に上場している株式に投資し、S&P500配当貴族指数(税引後配当込み、円換算ベース)に連動する投資成果を目指します。
1万口当たりの費用明細
今回の運用報告書の期間は2022年5月11日~2022年11月10日です。半年で実質コストは0.332%となります。こちらも2倍にすると1年間の実質コストということです。年間で0.664%がコストとしてかかります。
手数料は割安なインデックスファンドに比べると少し高めですが、しっかりと含み益推移であればあまり気になりません。
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