こんばんは。
先日のパトナム・ユーロインカムオープンに続き、投資信託の運用報告書が届きました。フィデリティ・日本小型株/欧州株の2ファンドから2021年11月30日決算の運用報告書です。同商品のシリーズだと決算日がまとまって同じ日に交付されるので確認しやすいです。
いつものように、サクッと確認です。
フィデリティ-フィデリティ・日本小型株・ファンド
運用経過
騰落率:6.3%
SBI証券で保有している25銘柄中で成績は上から13位。1年前は5位でしたが、昨年末の下落に引っ張られている感じですね。騰落率は昨年の16.1%に対し、今年は6.3%となっています。偶然ですが、一昨年前も6.3%の騰落率でした。
昨年は32.37%の含み益で推移していましたが、今回は21.76%とプラス推移ではありますが、昨年に比べると落ちていますね。下落基調が続く現状は安く積み立て購入ができていると思って辛抱ですね。
主な変動要因
当期の当ファンドの騰落率は、+6.3%でした。
当ファンドは、フィデリティ・日本小型株・マザーファンド受益証券を組み入れることにより実質的な運用を当該マザーファンドにおいて行っております。
当期の日本株は、米大統領選を通過した安心感やワクチン普及による経済正常化への期待などから2月半ばにかけて大きく上伸しました。3月下旬からは国内でのコロナ感染再拡大や米国でインフレ懸念が高まったことなどが重石となって上値の重い推移がしばらく続いたものの、米国の早期利上げ懸念が後退した8月下旬には反発し、国内の政権交代に伴う経済対策や経済の正常化に対する期待が高まる中で、9月半ばにかけて株価は一段高となりました。その後は中国不動産大手の債務不安や米長期金利の上昇などから急落、10月中旬からは堅調に推移したものの、期末近くはコロナの新たな変異株が警戒され、再び急落しました。このような市場の動きに概ね連動する形で、基準価額も推移しました。
米国の早期利上げ懸念が後退した8月下旬には反発とありますが、今年は利上げが行われていることを織り込みに行っているはずで、これ以上の大幅な下落がないことを期待したいとこと。
今後の運用方針
当ファンドにつきましては、引き続きフィデリティ・日本小型株・マザーファンド受益証券を組み入れることにより、実質的な運用を当該マザーファンドにて行います。
当ファンドでは、持続性のある競争優位性を持ち、市場予測を超える収益成長が中長期的に見込まれるような企業の発掘に努めています。ボトム・アップ・アプローチによる徹底的な調査・分析に基づいて、個別企業の事業機会や競争力を見極めていきますが、加えて重要なのが、バリュー・チェーン全体に渡る情報収集だと考えています。その企業が取り扱う製品について、競合企業の業況と比較すると共に、調達する原材料の動きは川上まで嚳って確認し、販売状況は川下の最終製品まで広げて追いかけます。幅広い角度から情報を分析することで、企業の競争力が鮮明になると同時に、事業環境における変化の兆しを逸早くつかむことが可能となります。地道な調査・分析を通じて、企業を取り巻く環境、そして企業自身のファンダメンタルズに
日々生じている変化に細心の目配りをしながら、中長期的な運用成果を追求していく方針です。
1万口当たりの費用明細
2020年12月1日から2021年11月30日までの運用コストです。
信託報酬は1.793%/年となっていますが、売買委託手数料、その他費用が発生し、実質コストは1.855%/年とのことです。昨年に比べると0.021%の上振れです。
他に積み立てている低コストのインデックスファンドに比べると実質コストはやはり高めですね。
フィデリティ-フィデリティ・欧州株・ファンド
運用経過
騰落率:17.4%
こちらは、SBI証券で保有している25銘柄中で成績は上から10位。昨年の11位からはワンランクアップです。今日の時点で損益は26.96%と前回損益の18.64%に比べてしっかりプラス推移しています。騰落率は昨年の8.6%に対して、17.4%となっています。他の銘柄に比べてしっかりとプラス推移だったようです。
積み立て投資は出口戦略が難しいとはよく聞きますが、今年も変わらず基本的には「継続は力なり」を信じてコツコツ積み立てをするのみです。
主な変動要因
当期の当ファンドの騰落率は、+17.4%でした。
<プラス要因>
・ヘルスケアが好調だったこと
・ 資本財・サービスの組入銘柄が好調だったこと
<マイナス要因>・ 情報技術の組入銘柄が低調だったこと
・ 一般消費財・サービスが低迷したこと
日本小型株・ファンドに比べると今年も簡素化されています。
同シリーズのファンドであれば、書き方も同じにしてもらって問題ないんですけどね。
今後の運用方針
当ファンドにつきましては、引き続きフィデリティ・欧州株・マザーファンド受益証券を組み入れることにより、実質的な運用を当該マザーファンドにて行います。
基本的な運用方針として、外部的な要因や景気変動の影響ではなく、企業独自の要因で成長できる企業を引き続き選別してまいります。また、健全な財務体質を持つ企業やキャッシュフロー創出能力の高い企業など質の高い銘柄の発掘に努める方針です。
1万口当たりの費用明細
2020年12月1日から2021年11月30日までの運用コストです。
信託報酬は1.65%/年となっていますが、売買委託手数料、その他費用が発生し、実質コストは1.798%/年とのことです。こちらは昨年比では0.006%だけコストが上がっています。
今回の2銘柄は比較的コストの高い銘柄になりますが、それ以上に成績を残してくれるのならば、それもありだなぁと思い参考レベルで積み立てを継続しています。引き続き、コツコツ積み立てを継続です。
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