こんばんは。
さてさて、今回もSBI証券の電子ポストにお知らせが届いていました。
フィデリティ-フィデリティ・日本小型株/欧州株・ファンドから運用報告書が交付
フィデリティ-フィデリティ・日本小型株/欧州株・ファンドから運用報告書が交付されました。それぞれ11月30日決算となっています。中身をサクッと確認します。
フィデリティ-フィデリティ・日本小型株・ファンド
運用経過
騰落率:△14.3%
これまで積み立てていた24銘柄中で成績は下から4番目。前回の運用報告書の交付された夏の時点では39.06%の含み益で成績最上位でしたが、この1年で含み益はきれいに削げ落ちて推移している状況です。△4.66%の含み損で推移しています。前回の騰落率は40.2%で推移していたのに、今回は△14.3%となっています。
主な変動要因
当期の当ファンドの騰落率は、-14.3%でした。
当ファンドは、フィデリティ・日本小型株・マザーファンド受益証券を組み入れることにより実質的な運用を当該マザーファンドにおいて行っております。当期の日本株は、世界経済や企業業績の拡大期待を背景とした上昇相場のなか始まり、1月中旬には終値ベースで日経平均株価が24,000円台、TOPIXが1,900ポイント台に到達しました。しかしその後は、適温相場の変調や米国発の貿易摩擦に対する警戒感などから大幅下落を余儀なくされ、世界経済の先行き懸念が強まる中、しばらく一進一退の動きを強いられました。9月中旬から10月初旬にかけては、米国発の通商問題に対する過度な警戒感が後退したことなどを背景に株価は力強い上昇を示しましたが、すぐに世界同時株安となる中で反落を余儀なくされ、期を終えました。このような市場の動きに概ね連動する形で、基準価額も推移しました。
9月までは堅調に推移をしていたのに、最後の3か月弱ですべての値を消しちゃうなんて、仕方がないですが悲しいですね。決算を終えた12月以降もズルズルと右肩下がりで推移をしていたので、来期の決算も期首は厳しい書かれ方になるんでしょうね。
今後の運用方針
当ファンドにつきましては、引き続きフィデリティ・日本小型株・マザーファンド受益証券を組み入れることにより、実質的な運用を当該マザーファンドにて行います。
当ファンドでは、持続性のある競争優位性を持ち、市場予測を超える収益成長が中長期的に見込まれるような企業の発掘に努めています。ボトム・アップ・アプローチによる徹底的な調査・分析に基づいて、個別企業の
事業機会や競争力を見極めていきますが、加えて重要なのが、バリュー・チェーン全体に渡る情報収集だと考えています。その企業が取り扱う製品について、競合企業の業況と比較すると共に、調達する原材料の動
きは川上まで嚳って確認し、販売状況は川下の最終製品まで広げて追いかけます。幅広い角度から情報を分析することで、企業の競争力が鮮明になると同時に、事業環境における変化の兆しを逸早くつかむことが可能となります。地道な調査・分析を通じて、企業を取り巻く環境、そして企業自身のファンダメンタルズに日々生じている変化に細心の目配りをしながら、中長期的な運用成果を追求していく方針です。
1万口当たりの費用明細
2017年12月1日から2018年11月30日までの運用コストです。
信託報酬は1.7604%/年となっていますが、売買委託手数料、その他費用がかかり実質コストは1.848%/年とのことです。コストは高い投資信託になりますが、昨年は40%程の含み益が出ていたので、特にスイッチングを行わずに保有を続けていました。
フィデリティ-フィデリティ・欧州株・ファンド
運用経過
騰落率:△1.5%
これまで積み立てている24銘柄中で成績は下からから7番目。2018年1月から積み立てを開始したので今回が初めての運用報告書の受領となります。△5.08%の含み損で推移しています。暴騰率も△1.5%とぱっとしませんね。
主な変動要因
当期の当ファンドの騰落率は、-1.5%でした。
<プラス要因>
・商業・専門サービス、ソフトウェア・サービスといった業種の銘柄選択が大きく寄与したこと
<マイナス要因>
・欧州株市場が全体的に地政学的緊張や債券利回り上昇により下落したこと
日本小型株・ファンドに比べると簡素化されていますね。結果的には下落しているんですけどね。
今後の運用方針
当ファンドにつきましては、引き続きフィデリティ・欧州株・マザーファンド受益証券を組み入れることにより、実質的な運用を当該マザーファンドにて行います。
今後も引き続き質の高い成長企業を追求する方針です。業種配分は綿密なボトムアップ分析に基づき最も魅力的な投資機会を見つけ出した結果となります。現況では、ソフトウェア・サービスや商業・専門サービス、医
薬品・バイオテクノロジー・ライフサイエンスをオーバーウェイトとしていますが、これらの業種は内部的な成長力からリターンが期待できると思われる多くの企業から構成されています。金融では、とりわけ銀行と保険会社といったサブセクターを中心に引き続きアンダーウェイトとしていますが、これらの業種にはマクロ環境や金利サイクルとは関わりなく機能している企業および興味深いアイデアが見られる企業がほとんどなかったためです。それでも金融の銘柄選択においては依然として多様な金融サービス銘柄を選好し、London Stock ExchangeやDeutsche Boerseといった銘柄を保有しています。なお、当ファンドは、長期的な投資信託財産の成長を追求することが主目的となっております。お客様におかれましては、長期的な展望で当ファンドにご投資くださいますよう、お願い申し上げます。
長期的な展望で投資をするようにお願いしますって最後の文章。短期的にはもっとボラが高くなって含み損が大きくなる可能性もありそうって感じちゃいますね。
1万口当たりの費用明細
2017年12月1日から2018年11月30日までの運用コストです。
信託報酬は1.62%/年となっていますが、売買委託手数料、その他費用がかかり実質コストは1.842%/年とのことです。日本小型株・ファンドとほぼコストは同じくらいですね。
毎回、相場の動向の度に積立銘柄のスイッチングを行おうとは思いませんが、今後V字回復をするのか、ズルズルと推移してしまうのかで判断をしようかと昨年辺りから思案中です。今のところは考えているだけで放置が続いています。重い腰は相変わらずですが、どこかのタイミングで決めます(*´ω`*)