こんばんは。
さてさて、SBI証券の電子ポストにお知らせが届いていました。
ニッセイ－ニッセイ／パトナム・ユーロインカムオープンから運用報告書が交付
2018年11月15日決算です。中身をサクッと確認します。
ニッセイ－ニッセイ／パトナム・ユーロインカムオープン
運用経過
騰落率：△2.8%
ニッセイ／パトナム・ユーロインカムオープンは2018年1月より積み立てを開始しています。現在保有している24銘柄の中で成績は下から7番目。前回の5月の決算の際は下から4番目だったので順位的には上がっていますが、含み損は△3.0%から△7.0%と悪化しています。騰落率は前回も△2.9%でしたのでほぼ変わりません。11月以降もズルズルと下げているので、しばらくコツコツ積み立てを継続しつつ様子見です。
主な変動要因
基準価額の主な変動要因
当作成期は、イタリアの政局不安・財政問題や米中貿易摩擦に対する懸念、10月以降、世界的に株価が大幅に下落したことなどを背景に投資家のリスク回避姿勢が強まり、ドイツやイギリスの金利が低下（債券価格
は上昇）した一方で、イタリアやスペインなど欧州周辺国の金利が上昇したことから基準価額は下落しました。加えて、ユーロやイギリス・ポンドが対円で下落したことなども基準価額の下落要因となりました。
欧州債券型の投資信託なので、欧州株式が下がった場合に相対的に上がればいいなぁって感じでポートフォリオに組み込んでいますが、思った通りには動かないもんですね。ドイツ、イギリスは想定通りに株安を受けて債券高になったようですが、イタリア、スペイン等の欧州周辺国は逆に金利が上昇し、債券価格が下落と。為替リスクがあるので、円高は仕方がないですけどね。
今後の運用方針
■当ファンド
引き続き、マザーファンド受益証券への投資を通じて、実質的に主にユーロ建ての多種多様な債券（欧州の国債、政府機関債、モーゲージ証券、投資適格社債、ハイイールド社債等）に投資することにより、セクター・銘柄を選択し、幅広く分散投資することで、中長期的に安定した収益の確保および信託財産の成長を図ることを目標に運用を行います。
■マザーファンド
欧州経済については、金融政策正常化の影響や、新たに導入された排出ガス試験への対応により自動車の生産が減少したことなどから、成長ペースが緩やかになっていることに注意が必要な一方で、個人消費が底堅く推移していることは支援材料となります。金融政策については、ＥＣＢは今年中に資産購入を停止し、ＥＣＢメンバーが今後のインフレ率や賃金上昇に前向きな見方をしていることなどから、2019年後半に利上げを開始すると予想されます。ただし、世界経済の成長ペースの減速は利上げを遅らせる可能性があるため、動向については注視していきます。
今後の運用については、金利変動リスクの大きさを示すデュレーションは、対ベンチマーク比で中立近辺としていますが、市場動向に応じてポジションを調整します。国・地域別配分は、対ベンチマーク比で現在はオ
ランダ、イギリス等を多め、ドイツ、フランス等を少なめとしていますが、機動的に調整を行います。債券種別配分は、ハイイールド社債の組み入れを継続するとともに、対ベンチマーク比で投資適格社債の組み入れを
多め、政府・国際機関債等の組み入れを少なめとする方針です。
1万口当たりの費用明細
今回の運用報告書の期間は2018年５月16日～2018年11月15日です。半年で実質コストは0.651%となります。2倍にすると1年間の実質コストということですね。年間で1.305%がコストとしてかかります。
ある程度コストの安い投資信託に昨年の1月に乗り換えましたが、今も乗り換える前の銘柄を保有し続けています。ただ放置するだけなので、売却して全てを乗り換えた先の銘柄を追加購入したほうがいいのかなぁって思ってきました。1%未満のコストで大きく影響するほどの金額ではないので、気持ちの問題ですけどね(*´ω｀*)
