こんばんは。
久しぶりのIPOのブックビルディングです。
だいぶ前から話題になっていたメルカリの上場ですね。メルカリ自体を今まで出品者としても購入者としても利用した経験もないんですが、流行っていること自体は知っています。郵便局に行くとメルカリ専用のパッケージなんかも販売していて、びっくりしたのを覚えています。
さてさて、さらっと確認します。
4385メルカリ
大和証券、三菱UFJモルガン・スタンレー証券が共同主幹事、東証マザーズに上場予定の超大型のIPOです。時価総額はマザーズのトップになることが想定されています。時価総額が大きいIPOはいつも公募割れって言われてますが、メルカリは強気な予想がされていますね。
SGホールディングス以来の超大型IPO銘柄ですが、2012年以降の1000億円以上の吸収金額だった超大型のIPO銘柄を確認してみました。
吸収金額1000億円以上のIPOの初値形成
■2012年/日本航空(+0.5%)
■2013年/サントリー食品インターナショナル(+0.6%)
■2014年/リクルートホールディングス(+2.3%)、ジャパンディスプレイ(-14.6%)
■2015年/日本郵政(+16.5%)、かんぽ生命保険(+33.1%)、ゆうちょ銀行(+15.9%)
■2016年/九州旅客鉄道(+19.2%)、LINE(+48.5%)
■2017年/SGホールディングス(+17.3%)
大型のIPOの結果としては、ジャパンディスプレイ以前が正しい初値形成のような気もしますが・・・。ジャパンディスプレイは初値は公募割れをしていますが、翌年の2015年からは大型IPOの割りに、初値売りでもそこそこの利益が出ているんですよね。2016年のLINEのように知名度も高いですし、同様の動きになるんじゃないかと予想されている方が多いんでしょう。
但し、超大型だから当たりやすいと思いきや、個人的にはかんぽ生命保険とゆうちょ銀行しか当たっていないですんですけどね。知名度のおかげで逆に枚数の割りに当たりにくくなっているようですね。
個人的には今回も野村ホームトレードのみでのブックビルディングですから、当せんの見込みは少なそうです。直近6年ですが、最低年に1銘柄以上は超大型IPOが上場しているというのは再発見でした。こういうときにしっかりと複数枚取得できないとIPOでの利益は積み上がっていかないんでしょうね(*´ω`*)