じゅん@投資家志望の投資日記

40代、資産運用に興味ある既婚リーマン。株、投資信託、純金・白金積立、外貨預金、ふるさと納税、ロボアドバイザー、クラウドファンディング等いろいろやってるブログです。

IPO 野村の誠意が足りなかった??誠意のラインってどうやって決まるの??


こんばんは。

今日は朝の寄付きを電車の中でワクワクしながら見ていました。

 

 

朝8時のベイカレント・コンサルティングの気配値です。S安の525円の気配値でしばらく張り付いていました。もうね、IPOは当せんしていましたけど購入申し込みを押さなくてよかったぁ(笑)。後から英断だったなぁ、って思えることはあまり多くないですが、今回ばかりは正解だったようです。

S安の気配値でスタートして8:50辺りに野村の誠意砲で無理やり公募価格ギリギリで初値をつけてズルズルと落ちていくと予想。

IPO ベイカレント・コンサルティング (6532)が明日上場 - じゅん@投資家志望の投資日記

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一瞬だけ1,999円をつけて後は1,960円前後でウロウロしながら14:30に力尽きて1,927円で着地。公募価格は2,100円でしたから、当初の大方の予想通り誰が買うんだ、の状況でした。この綺麗な一直線の1,960円がネットでよく言われる野村の誠意のラインですね。この誠意の株価ってどうやって決まるんだろう。

オーバーアロットメント

募集または売出しにおいて、需要動向を踏まえた販売、およびその後の流通市場における需給の悪化を防止することを目的として導入された制度で、当初の募集・売出予定株数を超える需要があった場合、主幹事証券会社が発行会社の大株主等から一時的に株式を借り、当初の売出予定株数を超過して、募集・売出しと同じ条件で追加的に投資家に販売すること。

 

この追加的な販売株数(募集・売出し株数の15%を上限)を調達するべく、借りた株式を返還するために、主幹事証券会社は、発行会社または株式を借りた大株主等から、引受価額と同一の条件で追加的に株式を取得する権利を付与されることとなる。これをグリーンシューオプションという。

 

グリーンシューオプションの行使価格よりも募集・売出し終了後の市場価格が下回った場合、主幹事証券会社は、グリーンシューオプションを行使せず、一定のルールのもとで、自己の計算による市場での買い付けを行ない(シンジケートカバー取引)、株式を返還することとなる。なお、この場合、シンジケートカバー取引によって、株価形成が安定化することが期待される。 

野村證券 | オーバーアロットメント(証券用語解説集)

 

もともと野村はオーバーアロットメントが設定して大株主から株を借りて調達して顧客に割り当てるんですね。グリーンオプションの引受価格がこの1,960円ってことでしょうか。それでじーっと1,960円で買支えがあったように見えたんですかね??

 

これってなんだか上場前に公募割れをしそうな株を事前に空売りしているよう見えますね。公募株を買った人が損失を負担し、その差益が出ているような・・・(笑)。誠意でもなんでもないヾ(*´∀`*)ノキャッキャ♪

また、公募価格を上回った際は市場から調達せずに引受価格の金額を借りた株主に支払えばいいので野村の腹は痛まないって・・・。

 

「オーバーアロットメントが設定されているIPO銘柄では、ほとんど場合その分も売り出されます。そして、上場日に株価気配が悪いと、主幹事証券は借りたオーバーアロットメント分を返却するために買い注文を入れるので、それが実質的に初値の買い支えになるのです。上場日の9時前に、大きく公募割れしそうな株価気配の場合、よくTwitterに『誠意はよ!』という言葉が飛び交いますが、これは『初値割れ気配のおわびとして、主幹事証券はオーバーアロットメントの買い板を入れて誠意を見せろ!』という意味ですね(笑)。

「野村證券が主幹事のIPOは公募割れなし」は本当?イベント投資の達人・夕凪氏が過去のデータを分析しIPO投資に役立つ「アノマリー」を徹底検証!|IPO株の攻略&裏ワザ情報!|ザイ・オンライン

 

この辺りって目論見書に書かれているのかなぁ。もう少しお勉強が必要なようです。分かったようでイマイチはっきりとしないなぁ。とりあえず、公募割れIPOを回避できてホッとしました(*´ω`*)