じゅん@投資家志望の投資日記

40代、資産運用に興味ある既婚リーマン。株、投資信託、純金・白金積立、外貨預金、ふるさと納税、ロボアドバイザー、クラウドファンディング等いろいろやってるブログです。

初めての投資に配当貴族指数インデックスファンドはいかが?


こんばんは。

先週の金曜日の郵便局から投資信託を勧められた会社の人のお話の続きです。その後この週末で無事にSBI証券の口座開設の手続きは終わったようで、まずは投資を始めてみようというところから、一歩踏み出されたとのこと。口座開設完了の冊子が届くのを待たれている状況です。それが終わればいざ入金って段階に進みますね。

www.junvestment-diary.com

投資を始めようと思っているけど、よく分からなくて、なんとなく怖いと思っている会社の人へのアドバイスだったのですが、はてブのコメントでも色々な意見を頂きました。

・個人向け国債、MMF

・可能な限り手数料の安いインデックスファンド

・普通預金

・インデックスファンド(年齢にもよる)

・NISA口座で低コストインデックスファンド→国内ETF→海外ETFへと徐々にステップアップ(iDecoも検討)

投資をこれから始めることを前提にすると、手数料の安いインデックスファンドが入りやすいんじゃないかという感じですね。

インデックスファンドとは 

インデックスファンドとは、ファンドの基準価額がある指標(インデックス)と同じ値動きを目指す運用をする投資信託のこと。パッシブファンドとも呼ばれる。通常当該ファンドがベンチマークとする株価指数に採用されている銘柄群と全く同様の銘柄構成を採り、各企業の株式のファンドへの組み入れ比率も株価指数への影響度に比例した割合となる。

インデックスファンド - Wikipedia

具体的にはこのようなインデックスファンドがあるようです。

インデックスファンドの種類

インデックスファンドは、いわゆる上場されていない狭義の投資信託と、指数連動型の上場投資信託の2種類が存在する。通常は、前者のみをインデックスファンドと称する。

連動を目指すインデックスの種類

インデックスファンドが連動を目指すインデックスとして主に以下のようなものがある。

・株価指数

日経平均株価 (日本)

東証株価指数(TOPIX) (日本)

ダウ平均株価(米国)

NASDAQ総合指数(米国)

S&P 500(米国)

MSCIコクサイ・インデックス(日本を除く先進国)

FTSEカイガイ・インデックス(日本を除く先進国)

・債券指数

NOMURA-BPI(日本)

シティグループ世界国債インデックス(世界)

リーマン・ブラザーズ米国総合インデックス(米国)

・REIT

S&Pシティグループ・グローバルREITインデックス(世界)

東証REIT指数(日本)

・コモディティ

ロイター・ジェフリーズCRB指数

ダウ・ジョーンズAIGコモディティ指数 

郵便局で勧められていたのはバランスファンド 

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先週末に会社の人が実際に勧められていたのは、東京海上・円資産バランスファンドでした。配分比率は日本債券70%、日本株式15%、日本RIET15%を基本として、自動でリバランスをしてくれるものです。投資をこれから始める方には様々な組み合わせをパッケージで簡単に購入できる投資信託となっていますが、その分手数料が高めです。買付手数料はNISAで1000万円以下の場合は1.62%となっています。信託報酬は税込で年率0.9072%です。

配当貴族指数に連動するインデックスファンド

先日ツイッターでも書きましたが、勧めるとしたらこんなのはどうだろうって思う投資信託がこちら。

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どちらも配当貴族指数に連動するインデックスファンドです。

日本株の場合、TOPIX構成銘柄のうち、10年以上にわたり毎年増配しているか、または安定した配当を維持している銘柄を対象とし、配当利回りにより加重され算出される指数「S&P/JPX配当貴族指数」(配当込み)に連動する投資成果を目指します。

米国株の場合はS&P500指数構成銘柄のうち、25年以上連続して増配している銘柄を対象とし、均等加重時価総額に基づいて算出される指数「S&P500配当貴族指数」(税引後配当込み、円換算ベース)に連動する投資成果を目指します。運営会社も同じで日本株、米国株の違いはありますが、同様の設計になっています。

こちらはSBI証券でNISA口座で買付の場合、買付手数料は0円、信託報酬は税込でそれぞれ年率0.4536%、年率0.594%となっています。米国株は日本株より少しだけ高くなっていますが、先ほどの円資産バランスファンドよりは割安です。

比較をしてみました

東京海上・円資産バランスファンドを2年間保有した場合

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毎月月末に500円ずつ積み立てを行なったと仮定、買付手数料、信託報酬は毎月の500円を基準に計算しています。また、開始当初に2年分の12000円で一括購入した場合でも同様に計算してみました。利益率はどちらもマイナスとなってしまったのは仕方ありませんが、特に手数料考慮ありの場合だと、さらにコストが上乗せになってしまうのが嫌ですね。できるだけ安いインデックスファンド、と皆さんが言われていた意味が良くわかります。

日本株/米国株配当貴族インデックスオープンを半年間保有した場合

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この投資信託は設定されてからまだ半年程のようで直近の6回しか積み立て実績ができなかったのでちょっとデータ不足ですね。ただ買付手数料が0円のため、コストが円資産バランスファンドに比べると抑えられています。 

ちょっと期間が異なるとあまりにもアンフェアなので直近半年も確認しみてました。この半年間だけを比べるとそのときの相場の動向に左右されるのでもっと長期で確認してみないと本当はだめですね。

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買付手数料等のコストはやっぱり大事

手数料考慮をした場合、毎月積立と一括購入の比較は円資産バランスファンドは-3.11%、-3.20%、SMT日本株配当貴族インデックスは5.92%、13.73%、SMT米国株配当貴族インデックスは5.69%、8.12%となりました。

半年だけのデータではあまりにも情報が不足しています。単純に比較するにしてもあまりにも都合のいい比較となってしまいました。今後、株価が下がり債券価格が上がればこの比較も簡単に逆転しちゃいますから。

ただ何も考えずにこれから投資を始めようとする人には、手数料の高い投資信託よりも安い投資信託の方が好ましいのかな、って思いました。毎月購入していくことを考えると手数料ってバカになりませんし。もちろん手数料が高くても高収益を出す投資信託もあるんでしょうけどね。どうやって銘柄を選んでいいのか分からないんですよね。自分もどの銘柄がいいかなんて分かっていたらどんなにいいか(笑)。

実際に銘柄を聞かれた際には、もう一度郵便局の話を思い出してもらってアドバイスはするものの、あくまで自己責任であることを認識してもらって最後は自身の判断で決断をしてもらいたいですね。

ちなみに

投資信託ではなく、ETNなのですが毎月の積立金額も上のような低価格にはなりませんが、NEXT NOTES S&P500 配当貴族(ネットリターン) ETN (2044) を定期的に買い付けるのもいいかなぁって思いました。

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SBI証券のNISA口座で買うとすれば、毎月の買付手数料も0円でした。毎月金額は定額化しませんが、毎月1口ずつ購入するような流れになります。余談ですけどね。

※計算が正しいかどうかも含め、ご自身で判断されてくださいね。最終的には投資は自己責任ですからヾ(*´∀`*)ノキャッキャ♪