じゅん@投資家志望の投資日記

40代、資産運用に興味ある既婚リーマン。株、投資信託、純金・白金積立、外貨預金、ふるさと納税、ロボアドバイザー、クラウドファンディング等いろいろやってるブログです。

THEO[テオ]実績公開中。2016年11月運用報告書<概要>が届きました。


こんばんは。

今月もTHEOさんから11月運用報告書を頂いていましたが、10月の運用報告書と見比べていましたが、その日の為替は一時111円台に乗った!!!ってところだったんですね。1ヶ月で118円台にいますから、分からないものです。

何も考えずにLが一番賢かったんですね。

さてさて、先週THEOさんから11月運用報告書が届いていました。

f:id:jun_0017:20161221160505p:plain

THEO[テオ]11月運用報告書<概要>

前月に引き続き運用報告書<概要>を紹介します。

前月の内容はこちらから。

www.junvestment-diary.com

 

 

グロース・ポートフォリオ

11月にグロース・ポートフォリオはドルベースで+3.50%さらに大きく円安が進んだこと(+9.21%)で円ベースでは+13.14%となり、THEO開始来の実績値および2002年まで遡ったシミュレーションの中でも最も高い月ベースでのリターンとなりました。

ドルベースのリターンと米ドルが大きく上昇した要因は、米国大統領選でドナルド・トランプ氏が勝利したことにあります。最初の反応としては、グローバルに株式が急落し、リスク回避的な動きとなりましたが、早々にトランプ大統領が率いる共和党の経済および貿易の政策に対する期待に変わりました。

米国株は急上昇し、ポートフォリオのリターンの4.55%寄与し、そのなかでも特に小型株が牽引しました(米国株によるリターンの2.04%寄与しました)。ポートフォリオの60%が米国の割安株が占めており、当月もまた成長株をアウトパフォームしました。

アジア株は現地通貨ベースではプラスでしたが、ドル高によりドルベースではマイナスとなり寄与度は-0.53%でした。さらに、欧州株と特にラテンアメリカ株が米大統領選結果の影響を受けて大きく下落し、それぞれ-0.24%と-0.27%の寄与度でした。

四半期に一度のリアロケーションが行われなかったため大きな入れ替えはありませんでしたが、12月の始めに行われた組み入れ銘柄の見直しでは、前月株式併合により組み入れられなかった台湾株を新規で買い、その代替で一時的に保有していた銘柄を売却しました。我々のバリュエーションモデルによると米国株が若干割高となってきている一方で、アジア株式がやや割安になってきました。

米国大統領選を受けての円安、株高ですね。

米国株は確かにTHEOでも積立投信でも価格は上がっていますが、次第に高いなぁと思う場面には到達していますね。そのためか、アジア株式がやや割安になっているという。そういう理由で前回台湾株を新規購入したんですね。

インカム・ポートフォリオ

インカム・ポートフォリオはドルベースで-3.75%でしたが、ドル高により円ベースでは+5.07%となりました。

トランプ新大統領の政策による米国の財政赤字増、金利上昇が懸念された結果、米国債が大幅に下落しました。特に満期が長いものについてはマイナス影響が大きく、またドル高が進んだことにより他通貨建ての国債にも影響が広がりました。

長期および中期の米国債、政府機関債、社債の寄与度は合わせて-3.48%で、ドル建てではない債券については-0.25%の寄与度でした。一方で、ハイイールド債は米国株式市場の上昇によりクレジットスプレッドが縮小、金利上昇の影響を相殺し、フラットでした。

毎月の組入銘柄の入れ替え・配分などの見直しでは、モーゲージ証券が米国を除いたグローバル国債に少しシフトしただけでした。金利が上昇したことで、ポートフォリオに組み入れられている債券の利回りは3.09%となりました。

ドル建てでは株高の影響で債券が売られていましたが、円安の影響で結局プラスで終わってるという積立投信と同様の流れです。結果としてというのが多いんですけど、トランプショックからのトランプノミクスへの流れなんて分かっていた人居ませんもんね(笑)。

インフレ・ヘッジ・ポートフォリオ

インフレ・ヘッジ・ポートフォリオはドルベースで-2.71%、ドル高により円ベースで+6.25%となりました。

ユニバースのほぼ全てのETFはマイナスで、特に大きかったものは金利上昇で貴金属が-1.23%、ドル高の影響で新興国債券が-1.2%の寄与度でした。米国債と不動産も弱く(寄与度はそれぞれ-0.40%、-0.23%)、株式は若干プラスに寄与しました(寄与度は+0.12%)。商品は、ロシアのOPECとの減産の合意を背景に原油の上昇が顕著でした(寄与度は+0.25%)。輸入物価指数は円安により5.42%となりました。

12月月初に行われた組入銘柄の入れ替え・配分などの見直しでは幅広い株式市場をカバーしたETFからインフラ関連株、林業株が含まれるリアルアセットETFに置き換わり、ドル建ての新興国債券が不動産に置き換わりました。

こちらも前月同様ドル建てベースではマイナスですが、円安効果でプラスですね。株があれだけ上がれば金金属セクターも売られますが、結局円安様様ってことです。先月から円安ありきの相場が続いています。

ポートフォリオの累積収益率

f:id:jun_0017:20161221162001p:plain

円建てとドル建ての両方の資産収益率の比較です。

円建てではどのセクターも含み益となっていますね。ドルベースはどうしても横横になっていて含み損が発生しています。こちらに円安効果でプラスにはなっているんですが、ドル建てでもプラ転換してほしいところ。

 

f:id:jun_0017:20161221162159p:plain

最後に口座開設の際に無料診断を行ったポートフォリオに対して、現在の保有してるポートフォリオの比較です。だいぶ近いところまで来ましたね。これから月初のスイッチングに備えて今月も月末のぎりぎりに入金したいと思っています。

ただ、今年は年末という特別な月末だしなぁ。来年の初日の前営業日に入金をすると一番いいですね。無駄な買い付けをされないために(笑)。

 

ちなみに12月に入っても10月から続く円安に助けられる構図は続いています。THEOさん、引き続きよろしくお願いします!!

 

追記:

THEOさんから年末の営業日についてメールが届いていました。

年末年始を迎えるにあたり、取引やサービスがお休みとなる日がありますので、お知らせします。

 

THEOでは、米国の証券取引所を通じて、ETFの売買および為替交換を行っており、
日本の祝日・年末年始および米国の市場休場日は、これらの取引をいたしません。

年末年始にかけて、ETFの売買等取引のない日がございます。

THEOにおける運用には特に影響はございません。
入金・出金(解約ふくむ)において、ETFの売買および為替交換などの取引・手続きが、これら取引のない日の日数分通常より日数を要します。


■ETFの売買・為替交換などの取引のない日

2016年12月26日(月): 米国 Christmas 振替休日
2016年12月30日(金): 月末最終営業日のため取引停止(※)
2016年12月31日(土)~2017年1月3日(火): 年末年始のためお休み

ということで入金日は12月30日時点でTHEOに着金するように振り込めば良さそうですね。

ロボアドバイザーの口座開設はこちらから

THEO